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生ごみ削減にチャレンジ!

印刷用ページを表示する 掲載日:2025年2月20日更新

 生活系の燃えるごみの中で、生ごみは約35%と最も多くを占めており、ごみ減量を進める上で、水分が多い生ごみを削減することは大変重要です。
 生ごみの堆肥化や微生物による分解処理により、生ごみを削減することができるため、家庭で、事業所で、ぜひ、チャレンジしてみましょう!!

家庭の生ごみ削減チャレンジ!

ダンボールコンポストによる生ごみの堆肥化

 県では、県内の3市町(西会津町、川俣町、南相馬市)に御協力いただき、81世帯を対象に、参加者自身が約2ヶ月間、家庭で排出する燃えるごみの量等をモニタリングしながら、生ごみをダンボールコンポストにより堆肥化し、家庭ごみの削減に取り組むモデル事業を実施しました。
 その結果、1人1日当たり約75gの生ごみを削減することができました!


 令和4年度の福島県民1人1日当たりのごみの排出量は1,021gであり、富山県と並んで全国ワースト1位(46位)でしたが、県内の全世帯が生ごみの削減に取り組むことができれば、1人1日当たり約75gの削減が可能となり、排出量は946gに減少する計算となります。この排出量は、令和4年度の全国順位に当てはめると34位に当たります。


 ダンボールコンポストによる生ごみの堆肥化は、身近な材料から誰でも始めることができます!ぜひ、始めてみませんか?


 ダンボールコンポストで堆肥を作成するポイントや注意点、本事業の詳細な結果、優良取組事例については、(1)の広報資料をご覧ください。
 各市町(西会津町、川俣町、南相馬市)における詳細な結果については、(2)の報告書をご覧ください。

ダンボールコンポストを活用して家庭の生ごみを減らそう!
たい肥の作成手順
1人1日当たり生ごみを減らせた量

キエーロ

 家庭菜園をしている方は、ダンボールコンポスト等で生ごみを堆肥化し、生ごみを有効活用していただければと思いますが、街中で家庭菜園をしていない方は、堆肥ができても困ってしまいますよね。
 そのような場合は、「キエーロ」を活用してみましょう!
 「キエーロ」とは、土の中にいる微生物で分解する生ごみ処理機で、堆肥を作らないため、堆肥の処理に困りません。

 県内の自治体でも推奨していますので、下記リンクをチェックして、取り組んでみてくださいね。

市町村の生ごみ処理機(コンポスト容器も含む)普及促進

 県内市町村では、コンポスト容器も含む生ごみ処理機の普及促進を行っています。
 全ての市町村が行っているわけではありませんが、市町村によって、生ごみ処理機やコンポスト容器を購入する際の助成や、無償貸与等の制度がありますので、本制度を活用した購入についてもご検討ください。
 なお、市町村によって、助成の限度額や助成割合が異なりますので、それぞれの市町村のHPを確認してください。

事業系の生ごみ削減チャレンジ!

 事業系の生ごみを削減するため、県では、業務用生ごみ処理機を市町村に貸与し、県内事業所の生ごみ排出量削減モデルの構築及び普及を図る事業をj実施しています。

 令和6年度は、福島市東部学校給食センターに業務用生ごみ処理機1基を11月7日に貸与し、その効果を確認しております。

 なお、本事業は、今後数年間継続して実施し、効果の検証を行ってまいります。

○令和6年度

 1 貸与した業務用生ごみ処理機

   業務用生ごみ処理機

   処理方式:消滅型

   最大処理能力:30kg/日

 

 2 使用状況(2024年11月~2025年1月)

   福島市東部学校給食センターの野菜の下処理室に生ごみ処理機を設置し、主に野菜くずを生ごみ処理機で処理しています。

   写真は、にんじんの皮を生ごみ処理機で処理している様子です。

生ごみ処理機の使用状況
1 2 3 4
投入 投入直後 投入後 約4時間経過 投入後 約24時間経過

         令和6年11月8日(稼働開始日)から令和7年1月までの福島市東部学校給食センターの可燃ごみの発生量は、10,791kgであり、生ごみ処理機で処理した生ごみの量は791kgであるため、可燃ごみの約7%を生ごみ処理機で削減することができました。

   なお、この削減量は、本給食センターで発生した野菜くずの約64%に当たります。

 

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