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ナガエツルノゲイトウについて

印刷用ページを表示する 掲載日:2026年6月23日更新

ナガエツルノゲイトウについて

ナガエツルノゲイトウとは

 ナガエツルノゲイトウは、南米を原産とするヒユ科の多年草です。 

 外来生物法において、『特定外来生物』に指定されており、生きたままの個体の運搬や野外への放出、飼養などが法律により規制されているほか、福島県ではふくしまブルーリストにおいて、優先的に対策を実施すべき種として『緊急対策外来種』に指定しています。

 

県内での発生状況について

 県内では、2024年にいわき市で初めて生育が確認されました。繁殖力や再生力が非常に強いため、今後の分布拡大が懸念されています。

 

生態について

生育環境

 河川や水路、ため池、水田、あぜ等の水辺に生息するほか、乾燥に強いことから、畑等の陸地にも生息し、特に日当たりの良い水辺では大群落となります。

 30℃程度の温暖な環境を好み、基本的に淡水に生育していますが、耐塩性が強い種です。

 ナガエツルノゲイトウ1

特徴

 ・開花期は4月~10月だが、一年中開花することもある

 ・直径12~16mmの白い球状

 ・1~4cmの長い柄がある

 ・長さ2.5~5cm、幅0.7~2cm

 ・縁が細かい鋸状

 ・倒披針形~倒卵形(葉先に近いほうが幅が広い又は丸みを帯びている)

 ナガエツルノゲイトウ2

繁殖

 繁殖力や再生力が非常に強く、茎や根の断片から繁殖します。特に茎はちぎれやすく水に浮くため、断片が水に流されて運ばれ、新たな地で定着します。

 

被害について

 水田や畑等で繁茂すると、作物や農業機械に絡みつくことで、倒伏や作業性の低下を招き、収穫量の減少を引き起こします。

 また、河川や水路等に定着すると、水面をマット状に覆い、流水・取水・排水障害が発生する原因となります。

 

防除について

 草刈り機等による駆除は、茎等の断片が周辺に飛び散るおそれがあるため、以下により防除をお願いします。

除草剤

 水田やあぜなど、除草剤を使用できる場所では、除草剤の使用を検討してください。

 ただし、散布した除草剤が水系に流れ込むおそれがある場合は、使用しないでください。特に、水田で使用する場合は止水期間を遵守してください。

抜き取り・剥ぎ取り

 生育初期や群落規模が小さいうちに除去することが大切です。わずかな断片も残さないよう注意して作業を行ってください。

 また、抜き取り等を行った個体については、そのまま放置したり、河川等に流したりせず、ブルーシートやアスファルトの上で枯らし、断片が飛散しないよう密封した上で焼却処分場に持ち込みましょう。

侵入の防止

 農業用水路等においては、給水口などにネットを設置することで、ナガエツルノゲイトウの侵入防止効果が期待できます。

 

ナガエツルノゲイトウを見つけたら・・・

 ナガエツルノゲイトウを発見しましたら、外来種発見報告フォームより情報提供をお願いします。

 

関連ページ

 ・水路やため池の通水障害を起こす外来生物の見分け方(農林水産省ホームページ)

 ・ナガエツルノゲイトウの駆除対策について(農林水産省ホームページ)

 

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