原子力職について

　本県では、福島第一・第二原子力発電所の長期にわたる廃炉工程をしっかりと監視し、県民の安全・安心を確保するため、原子力の分野に精通した「原子力職」を設置しており、主に県庁原子力安全対策課（福島市）や原子力安全対策課大熊町駐在(双葉郡大熊町)に配属され、活躍しております。

◆主な職務内容
　・東京電力からの廃炉作業に係る進捗状況報告や通報連絡の聴取と必要な対策の要求
　・施設の新増設等における技術的視点からの安全面の確認(会議・現地調査)と必要な対策の要求
　・福島第一・第二原子力発電所の廃炉作業等の現地調査
　・専門家１９名と１３市町村で構成される廃炉安全監視協議会の開催
　　(経済産業省や東京電力による廃炉の取組や原子力規制庁の対応について確認)　等

先輩職員インタビュー

インタビュー１
Ｑ１：どういった仕事をしていますか？
Ａ１：廃炉安全監視協議会を担当しており、福島第一原子力発電所での廃止措置等に係る取組や、
　　　安全確保の状況について専門家や関係市町村の皆様とともに確認しています。

Ｑ２：原子力職の魅力は何ですか？
Ａ２：原子力に関する専門的な知識の習得に加え、東京電力による廃炉の作業、
　　　原子力規制委員会による規制、県民の皆様の声など、立場が異なる様々な意見や思いに
　　　直接触れることができる点、そして、それにより自分の視野を広げることができる点だと思います。

Ｑ３：福島県職員を目指した理由は何ですか？
Ａ３：福島県は東日本大震災と原子力災害という２つの大きな災害を経験し、
　　　復興への動きは、世界中から注目されています。
　　　その中で復興を成し遂げていく責務のある仕事に魅力を感じました。

インタビュー２
Ｑ　：仕事以外の時間や休日の過ごし方について教えてください。
Ａ１：休日は家族と一緒に過ごすことが多いです。子供と一緒に公園で外遊びを行い、
　　　その後、温泉施設で汗を流して平日の疲れを癒やしてリフレッシュしています。

Ａ２：休日はゴルフを楽しんでいます。始めて３～４年でスコアは１００前後になりました。
　　　福島県内のゴルフ場は県外の人からも人気で食事・景色共に素晴らしいです。

Ａ３：県庁で働きながら、大学院で内部被ばくに関する研究をしていました。
　　　週末は実験やデータ解析、論文執筆などをするなかで、息抜きとしてよく登山をしております。
　　　一切経山の「魔女の瞳（五色沼）」に魅了されました。

近年の採用実績

令和元年度（令和２年４月採用）　１名
令和４年度（令和５年４月採用）　１名
令和６年度（令和７年４月採用）　２名

採用について

　選考及び採用については「福島県職員採用選考予備試験（原子力に関する技術職）」により行います。
　当該試験が実施される際には本ページで案内いたします。
　なお、直近の試験実施状況は以下のリンク（人事課のホームページ）を御確認ください。　

原子力職のことをもっと知りたい！

　福島県庁では技術職ナビゲーター面談を実施しています。
　「技術職ナビゲーター面談」は、県の若手・中堅職員（ナビゲーター）と個別に面談できる制度です。
　ここでしか聞けない、職員の「リアルな声」を聞いてみませんか？
　ご希望の方は「2025年度技術職ナビゲーター面談申込ページ」から申し込みください。

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