核物質防護に関する申し入れ
印刷用ページを表示する 掲載日:2021年3月19日更新
令和3年3月16日(火)に原子力規制委員会が東京電力柏崎刈羽原子力発電所において核物質防護設備に最も深刻なレベルの違反が確認されたと発表したことを受け、東京電力に対し、県内の原子力発電所において核物質防護措置に万全を期すことなどを申し入れました。
概要
- 日 時 令和3年3月19日(金曜日)14時00分~
- 場 所 県庁北庁舎2階 小会議室
- 申入者 原子力安全対策課長 伊藤 繁
- 相手方 東京電力ホールディングス株式会社福島復興本社 福島広報部長 阿部 俊一
県の対応
申し入れ内容
柏崎刈羽原子力発電所において核物質防護設備に最も深刻なレベルの違反があったことは極めて重大な問題である。
東京電力においては、2月13日の福島県沖地震においても、福島第一原発3号機の地震計故障が放置され、情報提供が遅れたことなどの問題が発生しており、廃炉作業が進められている本県の県民に不安を与えている。
以上のことから、次のとおり申し入れを行う。
- 県内の原子力発電所において核物質防護措置に万全を期すこと。
- 廃炉に関わる東京電力及び協力企業の社員を始め、核物質防護に携わる全ての職員が、核物質防護の重要性について、同じ認識を共有するための対策を徹底すること。
- 核物質を扱う事業者として、安全を第一とする社内風土の確立を図ること。