ふくしまグローバルセミナー2012結果(1日目)
平成24年9月29日土曜日 セミナー1日目
開会式
1. あいさつ 福島県生活環境部参事兼国際課 課長 橋本 典男
福島県教育庁高校教育課 主幹 竹田 真二
2. オリエンテーション
基調講演
演題 | 国際協力における民間企業の役割とJICAの取り組み | |
講師 | 柏谷 亮 <JICA民間連携室次長> | |
講演のねらい | 経済のグローバル化や企業活動の変化に伴い、開発途上国の経済開発における民間企業の役割が年々増大している。 新たなマーケットを求めて世界に出ていく日本の企業活動とJICAの国際協力事業はどのように連携を強化しているのか?その現状と具体例を紹介し、世界の動きの中で日本の置かれている状況と取り組みを知っていただく。 | |
講演の内容 | 1.国際協力機構(JICA)の紹介 2.JICAの民間連携実施経緯 3.JICAの民間連携実施方針 4.JICAの主な民間連携事業 について説明の上、質疑応答を実施。 |
昼食交流会
セッション1
講座A フェアトレード そのイロハ
講座担当者 | 末永 早夏 <フェアトレード取扱会社社長> | |
講座のねらい | ・フェアトレードの基本理解 ・フェアトレードの必要な背景を理解 ・フェアトレードが必要ない社会を作るにはどうするべきかAction Planを考える。 | |
講座の内容 | 1.フェアトレードが必要な背景を理解するためのワークショップ |
講座B ケビンと北半球の国カナダへ! 多文化社会への道のり
講座担当者 | ケビン・シャ<(公財)福島県国際交流協会国際交流員> | |
講座のねらい | カナダの文化は日本の文化とどう似ているのか、どう違うのか、講座で紹介する。 また、多文化という言葉は一体何だろう、ここで皆に考えてもらう。 | |
講座の内容 | 1.○×ゲーム 2.カナダの歴史、多文化社会の形成、人種&宗教等の説明 3.カナダと日本との繋がり 4.バンクーバーの紹介 5.カナダに関する常識クイズ |
講座C うつくしま、福島 福島での24年の暮らし
講座担当者 | 根本 アリソン<宮城教育大学特任准教授> | |
講座のねらい | 3.11から一年半が過ぎ、これからのふくしまについて考え、少しでも前向きな気持ちを世界、全国の人々に伝えるための新しいシンボルをグループで話し合い、作成する。 | |
講座の内容 | 【導入】 自己紹介、パワーポイントでふくしまの魅力について話す。 シンボルデザインのポイントを紹介。 【展開】 4つのグループに分かれ、ふくしまの魅力やこれから伝えたいイメージを共有。 シンボルデザイン作業。 グループの発表。 【まとめ】 「学び合い」当セミナーのコンセプトを意識し終了。 |
講座D 南半球の島国 ニュージーランドの話
講座担当者 | クォン・ナムヒー<いわき市国際交流員> | |
講座のねらい | ニュージーランドの概要、観光、教育、食文化、スポーツ、多文化、原住民、日本との交流などの様々な側面をパワーポイントで説明しながらニュージーランドについての総合的な理解をさせる。 | |
講座の内容 | ・自己紹介、ニュージーランドの概要(人口、位置など)、固有動物、観光地、スポーツ、食べ物、教育、多文化、マオリ族、日本との交流などについて。 |
講座E ボツワナ・ブッシュマンの暮らしから学ぼう
講座担当者 | 西崎 伸子 <福島大学准教授> 八巻 亜梨沙<元青年海外協力隊・ボツワナ隊員> | |
講座のねらい | 1 ダイヤモンドやダイエットフーズを通して、わたしたちの暮らしとアフリカのブッシュマン(サン)の生活がつながっていることを理解してもらう。 2 日本でできる初めの一歩は「知ること」。次のステップは自分で「しらべること」を理解してもらう。 | |
講座の内容 | 【導入1】(15分~20分) ・.講師あいさつ 【導入2】 ・自己紹介で使う「野生動物の絵を作成」→グルーピング ・グループで自己紹介 【導入3】 ・ボツワナとブッシュマンについて説明(パワーポイントで写真を使いながら) 【展開】 1.問題提起 2.グループで課題を選んで議論 【まとめ】 1.グループ発表 2.講師講評(知ること、考えることは日本にいてもできること) |
セッション2
講座A 中東“ドバイ” 驚異的な発展の秘密と今後の展望
講座担当者 | 相沢 周 <川俣町立福田小学校教諭(元ドバイ日本人学校教員)> | |
講座のねらい | ドバイがどのように発展してきたのか、そしてその発展から見えてきた課題について理解する。 | |
講座の内容 | 1.自己紹介 |
講座B オーストラリアの過去・現在・未来への旅 with ロッキー
講座担当者 | ロックラン・トランター <福島県国際交流員> | |
講座のねらい | 参加者がもっとオーストラリアに関心を高めることを目標として、オーストラリアのあまり知られていない部分を紹介する。例えば、様々な食文化、美術、教育や学生の生活、スポーツ、そしてオーストラリアでは日本のアニメも人気があること等。そして、今のオーストラリアや国家の精神をもう少し深く理解するために過去「アボリギニー、イギリス植民地、移民国」のことを紹介する。 | |
講座の内容 | 1.先入観とオーストラリアについての知識クイズを出し、各テーブルで回答。 2.オーストラリアの過去を紹介(先住民、イギリス植民地など)、その後参加者へ質問。 3.オーストラリアの現在を紹介(様々な食文化、多文化共生社会など)、その後参加者へ質問。 4.オーストラリアの未来の話(過去と現在を基にしてこれからのチャレンジャー)。 |
講座C 小さな村から地球につながる物語~国際ボランティアによる地域おこしの現場から~
講座担当者 | 尾崎 嘉洋 <NPO法人苧麻倶楽部(ちょまくらぶ)事務局長> | |
講座のねらい | 導入として考えている「自分」と「地球」のつながりの再確認から始まり、「小さな村から地球につながる物語」というタイトルの通り、ワークキャンプという手法を通じた昭和村での地域おこしの取り組みや世界でのワークキャンプの取り組みについて知識や理解を深めてもらう。 ワークキャンプならではの取り組みを通じて、文化や言葉の違いを乗り越え、共に学び合うための秘訣などについても理解を深めてもらう。 | |
講座の内容 | ・自己紹介、講座の趣旨の紹介 |
講座D 中国を知るということ~間違いだらけの中国論~
講座担当者 | 市村 尊広 <福島県(前福島県上海事務所長)> 鈴木 大介 <福島県(前JICA中国事務所ボランティア調整員)> | |
講座のねらい | 中国の政治、経済、文化に対する基本的な知識の習得と異文化に対する理解と尊重の重要性を再認識する。 | |
講座の内容 | ・中国の政治体制や歴史的な経緯を理解。 ・中国経済の発展の状況と実際の市民生活レベルを先進国との比較。 ・中国の近代における異文化の歴史。 ・尖閣諸島問題の見方と日中国交回復の経緯の振り返り。 ・異なる文化をどう理解すべきか考える。 |
講座E ベトナムでの医療協力の現場から
講座 担当者 | ンゴマ・マインドゥ・アライン <福島県立医科大学助教> 長谷川 美規<福島県立医科大学博士研究員> | |
講座の ねらい | ・現在のベトナムの様子を知ってもらう。 ・ベトナムで行っている医療協力活動についての紹介を通し、現地の主体性向上や活動の継続のために何が大切かを考えてもらう。 | |
講座の 内容 | 【導入】 参加者:入室時配布した用紙にベトナムに対する印象を記載してもらい壁に貼る。 講師 :自己紹介と講座内容の概要を説明 【展開】 講師 :ベトナムの様子と医療協力の実際について紹介(パワーポイント、ビデオ) 参加者:受講後のベトナムに対する印象や感想を記載してもらい壁に貼る。 【まとめ】 印象の変化や感想を総括 |
全体会
1. あいさつ JICA二本松所長 水谷 恭二
2. アンケート記入
宿泊者向けオリエンテーション・夕食
翌朝の自主セッションPRタイム
グロセミカフェ フェアトレードコーヒーを飲みながら
船と翼の会ふくしま
カメルーンのNGOを支援する活動を中心とした、会の活動紹介
NPO法人 ルワンダの教育を考える会
ルワンダでの1年間の活動紹介
学校法人新潟総合学院 FSGカレッジリーグ
国際交流及び県内在住外国人に関する取り組みの紹介 (被災した外国人への支援や、放射線科で持っている放射線測定器で測定した放射線量の県内在住外国人への情報提供、復興に資する海外での活動等)
うつくしまふくしま未来支援センター
うつくしまふくしま未来支援センターの組織説明と、福島大学の学生ボランティアの活動紹介、環境共生(地震防災)についてのパネル展示
(公財)福島県国際交流協会
協会の事業紹介と世界にまつわる楽しいクイズやゲーム
グローバル教育研究会ふくしま
国際理解の教材の展示と紹介
坂中 澄子 (平成18年度福島県国際協力リーダー養成講座メンバー)
ラオスの子どもたちに絵本を届けるプロジェクト紹介
JICA二本松・ふくしま青年海外協力隊の会
JICAボランティア事業を中心としたJICA事業の紹介と、元・青年海外協力隊員による体験談、応募相談。