「福島県版ユニバーサルデザイン実現への提案」序章3 出会いと交流
印刷用ページを表示する 掲載日:2013年12月1日更新
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福島版ユニバーサルデザイン実現への提案
序章 いま、わたしたちが大切に思うこと
3.出会いと交流
地域の中での出会いと交流
地域において近隣関係が薄くなってきたといわれていますが、そうした身近なところでさまざまな人々と交流することによって、協力しあえる地域社会が形成されれば、だれにとっても安心して過ごせる地域となります。そして、何よりも障がいのある人々や高齢者や子どもたちとの対話や遊びを通した交流から、共感的理解が生まれます。互い理解しあうことで、安心して暮らせる地域づくりのための知恵を出しあえるのではないでしょうか。
違いを超えた出会いと交流
出会いは地域の中だけではありません。だれのためのもの・サービス・施設なのかを考えたとき、生産者は消費者と、若い世代は高齢者と、大人は子どもと、健常者は障がいのある人々とともにあるのです。立場や状態を超えて接する機会にめぐりあうことで、やはり互いに知恵を出しあえるのではないでしょうか。
出会いによって活力ある街に
年齢や身体的な状況によらず、自分の意思で安心して行動できる街が、人との出会いの場を演出します。人々の行動は、街の活力を生み出します。そして、新たな文化も生み出すものと考えます。すべてのまちづくりにおいて、これからは出会いと交流の場づくりを第一に考えなければなりません。