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人権週間についてお知らせします

印刷用ページを表示する 掲載日:2025年12月4日更新
人権週間

の中の、第77回 人権週間 12月4日(木曜日)~10日(水曜日)

 毎年、12月10日の人権デーを最終日とする1週間(12月4日から10日まで)が「人権週間」です。

 期間中や前後に、関係機関や団体の協力の下、世界人権宣言の趣旨及びその重要性を広く国民に訴えかけるとともに、人権尊重思想の普及高揚を図るため、各地においてシンポジウム・講演会等が開催されるほか、ラジオや新聞など各種のマスメディアを利用した集中的な啓発活動が行われます。

◆詳しくは、 法務省第77回人権週間のページを御覧ください。

世界人権宣言とは

 人権及び自由を尊重し確保するために、「すべての人民とすべての国とが達成すべき共通の基準」を宣言したもの。
 1948年12月10日に第3回国連総会において採択されました。

◆詳しくは、法務省「世界人権宣言」のページを御覧ください。

令和7年度啓発活動重点目標 「『誰か』のこと じゃない。」

 令和7年度の啓発活動重点目標は、「『誰か』のこと じゃない。」と定め、18の強調事項を掲げ、啓発活動を展開することとしています。

 <趣旨>

 いじめや虐待、体罰、性犯罪・性暴力など、こどもが被害者となる事案が後を絶ちません。こどもの人権をめぐる状況は依然として深刻です。悩みを抱えながらSOSを発信できていないこどもに気付きを促し、その声に耳を傾け、必要な支援を行うことで、社会全体がその健やかな成長を後押ししていかなければなりません。引き続き、こどもが、権利を持つ一人の人間として最大限尊重される社会の実現を目指した啓発活動にしっかりと取り組みます。

 インターネット上の誹謗中傷や、差別を助長するような情報の発信といった問題の解消も、引き続き取り組むべき課題です。携帯電話会社と連携した人権教室の実施や、SNS事業者等と連携した啓発サイトの活用などにより、被害者にも加害者にもならない責任ある情報発信を行うためのインターネット利用のルールとマナーに関する効果的な啓発活動を行います。

 障害のある人に対する偏見や差別、障害のある人を排除しようとする優生思想は、あってはならないものです。また、外国人や性的マイノリティであることなどを理由とする偏見や差別も許されません。そして、それらが複合的に重なり、より深刻な事態を引き起こす場合もあります。多様性が尊重され、全ての人々がお互いの人権や尊厳を大切にし、生き生きとした人生を享受することができる共生社会の実現に向け、引き続き取組を推進していきます。

 社会には、様々な人権課題が依然として存在していますが、これらは決して、自分以外の「誰かのこと」、「自分には関係のないこと」ではありません。法務省の人権擁護機関では、本年度も、誰もが人権問題を自分や自分の身近な人の問題として捉え、互いに人権を尊重し、他人の人権にも配慮した行動をとることの大切さを意識するよう、「『誰か』のこと じゃない。」を啓発活動重点目標に掲げ、SNSを含むインターネットの積極的な活用、企業による人権尊重への取組に対する支援など、受け手を意識しながら、内容・方法共に工夫を凝らした各種啓発活動を幅広く、効果的に展開します。

 【強調事項 18項目】

(1) 女性の人権を守ろう

(2) こどもの人権を守ろう

(3) 高齢者の人権を守ろう

(4) 障害を理由とする偏見や差別をなくそう

(5) 部落差別(同和問題)を解消しよう

(6) アイヌの人々に対する偏見や差別をなくそう

(7) 外国人の人権を尊重しよう

(8) 感染症に関連する偏見や差別をなくそう

(9) ハンセン病患者・元患者及びその家族に対する偏見や差別をなくそう

(10) 刑を終えて出所した人及びその家族に対する偏見や差別をなくそう

(11) 犯罪被害者及びその家族の人権に配慮しよう

(12) インターネット上の人権侵害をなくそう

(13) 北朝鮮当局による人権侵害問題に対する認識を深めよう

(14) ホームレスに対する偏見や差別をなくそう

(15) 性的マイノリティに関する偏見や差別をなくそう

(16) 人身取引をなくそう

(17) 震災等の災害に起因する偏見や差別をなくそう

(18) ゲノム情報(遺伝情報)に関する偏見や差別をなくそう

◆詳しくは、法務省「人権啓発活動」のページを御覧ください。

特設人権相談所

 福島地方法務局及び福島県人権擁護委員連合会では、人権週間を中心に、県内各地において
 特設人権相談所を開設いたします。お困りの方はご相談ください。

 ◆日程、場所については、福島地方法務局のページを御覧ください。

 

福島県特設サイトの御案内

 福島県では、インターネットやSNSを利用した差別的な書き込み、いじめ、デマの拡散などが社会問題となっています。思い込みや過剰な反応による心ない言動が人権侵害につながることもあります。

 そこで、県では新型コロナウイルスに関連する誹謗中傷等をはじめ、インターネット上での人権侵害につながるような行為が行われないよう、特設Webサイト「ゆたかくんとこころちゃんの思いやり物語」を開設し、啓発を行っております。

4コマ漫画を使った分かりやすい内容となっておりますので、是非ご覧下さい。

→特設Webサイト「ゆたかくんとこころちゃんの思いやり物語」(外部リンク)

 また、インターネットを利用した他人への誹謗中傷や差別的な書き込み、フェイクニュースの拡散などが増加しています。SNSを利用する小中学生及び高校生のインターネット利用者に対し、SNSマナー・ルールについての考え、誹謗中傷防止に繋がる特設サイトを開設いたしました。

 SNSマナーやルールについて、改めて考えてみませんか?

  →「#Stop!誹謗中傷 私が気付く。未来が変わる。」特設サイト(外部リンク)