男女共同参画に関するQ&A男女平等というけれど・・・のページです
印刷用ページを表示する 掲載日:2014年4月1日更新
男女平等とはいうけれど・・・
Q-質問-
男女平等というけれど、男と女は違うのだから、やはりそれぞれの持ち味に合った男の役割、女の役割というものがあるのではないでしょうか。男女平等を進めれば、女も男も中性になってしまうと思うのですが。
A-答え-
「男女」という性別の概念には、3通りあります。それぞれ境界があいまいで適当な日本語もないので、おたずねのような疑問が起こるのではないでしょうか。
◆ 男女の性別 3つの概念
今、国や自治体などで目指している男女平等とは、「男は仕事、女は家庭」などのジェンダーの偏りを見直そうということなのです。 生物学的な機能の違いを考慮せずに男女を一緒に扱うとか、男女の性的魅力を否定しようということではないので安心してください。
「男だから」「女だから」という理由で生き方や行動を規制されたり、選択の幅が狭められたりというように、ジェンダーが社会に何らかの不都合を生み出しているなら、みんなの意思や努力でジェンダーのあり方を変えることができます。
男女のジェンダーの壁を少しずつ低くして、越えたい人が自由に越えられるようにする。越える越えないは自分の選択で、その選択は他人からも尊重される。そんな社会が求められています。