ふくしま男女共同参画プラン(改訂前) 計画の推進について
計画の推進
本計画の内容を実現するためには、男女共同参画社会形成に向けて全庁的に取り組むことはもちろん、市町村、事業者、関係団体等との連携を図りながら、県民の理解と協力を得ることが重要です。 そのため、本県としての基本的な理念や、県民、事業者、行政の責務などを盛り込んだ条例の制定に、県民の意見を採り入れながら取り組み、その条例を拠り所として男女共同参画社会形成に向けた施策を推進します。
推進体制
男女共同参画に関する施策の総合的な推進体制を更に充実させ、他機関等との連携強化を図り、積極的な事業展開を目指します。
(1)有識者会議の法的位置付け
男女共同参画に関する重要事項等の調査・審議を行う審議会の設置について取り組みます。
(2)庁内の推進体制強化
男女共同参画社会基本法では、すべての施策の策定・実施にあたって、男女共同参画社会の形成に配慮することが求められていることから、全庁的な総合的施策を展開するため、庁内の推進体制を充実強化します。
(3)事業者、関係機関、各種団体等との連携
社会の構成員それぞれが、相互に連携しながら男女共同参画に主体的に取り組むことを推進するため、県内の各界各層との連携・協力体制を充実します。
(4)市町村との連携
本県の男女共同参画を促進するため、市町村における男女共同参画計画策定への支援など、各種施策の推進に協力します。
男女共生センターの活用
男女共同参画社会形成のための実践的活動拠点である男女共生センターを活用し、調査研究、自立促進、交流事業を積極的に展開します。
進行管理
本計画の推進状況について、毎年調査・公表します。 また、10年の計画期間の中間年度に、期間前半の推進状況について検証し、必要に応じ見直しを行います。
(1)推進状況の公表等
男女共同参画に関する各種データや本計画の進捗(しんちょく)状況を取りまとめ、毎年公表します。また、併せて本計画に基づく前年度事業実施状況と、本年度計画を取りまとめ、毎年公表します。
(2)本計画の中間見直し検討
本計画の計画期間は、平成22年度までの10年間となっていますが、社会情勢の変化に的確に対応するため、中間年度に期間前半の推進状況等を検証し、必要に応じ状況に即した計画の見直しを行います。