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ふくしま男女共同参画プラン(改定前) 基本目標2-2-(1)あらゆる分野に参画し責任を担うことのできる女性人材の育成

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年4月1日更新

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基本目標Ⅱ意思決定過程における男女共同参画の拡大

2 女性のエンパワーメントの推進

(1) あらゆる分野に参画し責任を担うことのできる女性人材の育成

目標

 あらゆる分野に参画し責任を担うことのできる女性人材を育成し、意思決定過程への男女の共同参画の拡大を目指します。

現状と課題

 政治や行政の公的分野に女性の参画が少なかったり、企業・団体・地域等において女性の役員が少なかったりする要因として、男女における経済的な力の差に加え男女に対する期待の差、男女の役割を分ける考え方がそのまま社会的役割に結び付いていることなどが考えられます。  男女共同参画に関する意識調査(平成11年福島県)によると、「男は男らしく、女は女らしく」という言葉に対し67.1%の人が「同感する」と答えており、「同感しない」(20.3%)を大きく上回っています。  また、女性の望ましい生き方として「家庭と仕事を両立」「家庭に専念あるいは優先」が合わせて7割を超えるなど、女性に期待される活動の場が家庭中心となっています。  同じ調査で社会活動の参加状況を見ると、ほとんどの分野で男性に比べて女性の参加が少なく、参加している社会活動がないと答えた女性は46.6%(男性33.2%)に上ります。  このように、性別にとらわれた意識や慣行などから女性の社会経験が不足がちであり、さまざまな意思決定の場への女性の参画が進まない要因となっています。このため、女性自身が意識を高め行動することの必要性について啓発を進めるとともに、男性とともにさまざまな分野に参画し責任を果たせる女性人材を積極的に育成していくことが求められています。  その際、技術革新の進展や情報の高度化等に適応する能力が今後重要になってくることから、情報技術の習得に留意する必要があります。

『男は男らしく、女は女らしく』という言葉から受ける感じ

意識調査(お「男は男らしく、女は女らしく」という言葉から受ける感じ)

※ 資料:「男女共同参画に関する意識調査」平成11年 福島県

参加している社会活動

意識調査(参加している社会活動)

※ 資料:「男女共同参画に関する意識調査」平成11年 福島県

施策の方向

  • 女性のエンパワーメントを推進し、意思決定過程への男女の共同参画の拡大を図ります。
  • 社会のあらゆる分野に参画し、責任を担うことのできる女性の人材を育成するため、男女共生センターの活用などにより教育機会や自己啓発機会等の充実を図ります。

 具体的施策

 
施 策 の 内 容担当部局
1男女共生センターの活用などによる女性人材の育成を推進します。生活環境部
2さまざまな分野において活動できる女性リーダーが育成されるよう支援します。生活環境部 農林水産部 教育庁
3社会のさまざまな分野で活躍している女性等の相互交流によるネットワーク構築を支援します。生活環境部
4地域における男女共同参画学習指導者の育成に努めます。生活環境部 教育庁

 市町村に期待すること

地域のさまざまな分野に参画できる女性人材の育成について、積極的な取り組みが望まれます。

目標値等

項  目H12 現状値H22 目標(期待)値
女性リーダー海外研修コース派遣者数<累計> 122人 <累計> 222人
男女共生センターにおける地域リーダー養成講座の受講者数

0人

<累計> 1,800人

〔県民から寄せられた意見〕

  • 女性のエンパワーメントのための教育機会の充実は是非入れて欲しい。

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