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ふくしま男女共同参画プラン(改定前) 基本目標3-1-(3)地域生活に対する男女の積極的参画の促進

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年4月1日更新

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基本目標Ⅲ多様な働き方を可能にする環境づくり

1 家庭生活と職業生活の両立支援

(3)地域生活に対する男女の積極的参画の促進

目標

 職場中心の意識・ライフスタイルを見直し、男女がともに家庭や地域生活に積極的に参画できる社会を目指します。

現状と課題

 男女共同参画に関する意識調査(平成11年福島県)によると、男性の望ましい生き方として「仕事に専念あるいは優先」と答えた人が男女とも過半数を占めています。女性の望ましい生き方として「家庭と仕事を両立」「家庭に専念あるいは優先」が多かったのと対照的です。  
 戦後の高度経済成長期からこれまでの間、日本の社会システムの多くは、男性が外で働き女性が家庭で支える役割分担を前提としてきました。  
 こうした社会のあり方は、経済成長期には効率的に機能した反面、長時間労働や転勤など、家庭や地域生活の犠牲を強いてきた面があります。  
 父親の子どもに対する家庭教育の必要性や、心の充足の必要性、長くなっている退職後の人生等を考えると、これまでの仕事中心の男性の生き方を見直し、男女がともに仕事と家庭を両立し地域社会の一員としてバランスの取れた生活を築いていくことが大切になってきています。  
 このため、家事・育児・介護等を担うことは家族全員の役目であることの啓発や、職業生活を優先するライフスタイルの見直しを進め、ボランティア活動などのNPO(特定非営利法人)等の活動をはじめ各種の地域活動に男女とも参画しやすい環境の整備を進める必要があります。

 男性の望ましい生き方

男性の望ましい生き方

女性の望ましい生き方

女性の望ましい生き方

※ 資料:「男女共同参画に関する意識調査」平成11年 福島県

 施策の方向

  • 固定的性別役割分担意識の解消を図り、家庭や地域における男女共同参画の確立を目指します。
  • ボランティア活動への参加機運の醸成と機会づくり、情報の提供とネットワークづくり及び参加しやすく活動しやすい環境づくりなどにより、地域活動等に対する男女の積極的参画を促進します。

具体的施策

施 策 の 内 容担当部局
1男女共生センターを活用し、固定的性別役割分担意識の解消に向けた情報・学習機会を提供します。生活環境部 教育庁
2地域生活やボランティア参加に対する職場への協力要請活動を推進します。生活環境部
3地域社会活動やボランティア活動への支援に努めます。生活環境部 保健福祉部 教育庁

県民・事業者に期待すること

 家庭や地域活動への参画の機会を増やすため、職場中心の意識・ライフスタイルの見直しを進め、労働時間短縮などに努めることが望まれます。

目標値等

項  目H12 現状値H22 目標(期待)値
県が認証したNPO(特定非営利法人)数 H11 13団体260団体
ボランティアコーディネーター・リーダーの養成者数

H11 290人

<累計> 2,200人

 


〔県民から寄せられた意見〕

  • 男女問わず、家事・育児・地域活動に参加しやすいような雇用形態や社会通念が必要。経済的・社会的に充実し、心にゆとりを持てる世の中になってほしい。
  • 仕事時間を制限し、子育てする時間を確保すべき。私は休みがほとんど無く、子どもと過ごす時間がとれない。

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