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柔軟仕上げ剤を使うときは、香りのマナーを忘れずに

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年9月26日更新

柔軟仕上げ剤を使うときは、香りのマナーを忘れずに

相談事例

 アパートに住んでいます。最近、アパートのベランダから入ってくる近隣からの柔軟仕上げ剤と思われるにおいに悩まされており、気分が悪くなることがあります。どうしたらよいのでしょうか。
 

消費生活センターからのアドバイス

 周辺環境からのにおいで体調不良となるような場合、状況を改善するには近隣住民の理解と協力が必要となります。
 まずは、アパートの管理会社等に困っている現状を伝え、住民全体に配慮の周知を依頼されてはいかがでしょうか。
 なお、身体症状が強く出ている場合、医師に相談してください。

解説

 柔軟仕上げ剤は、衣類をソフトに保ち、傷んだ繊維を柔らかくすることをうたったものですが、最近は、芳香性を工夫した商品が増えており、全国の消費生活センターにも、隣家などの他人が使用した柔軟仕上げ剤等のにおいで頭痛やせきが出るなど体調不良になったという相談が多く寄せられています。

 においの感じ方には個人差があり、自分にとっては快適な香りでも、他人を不快にする可能性があることを認識しましょう。
 柔軟仕上げ剤の各メーカーでは、香りのマナーや香りの強さについて情報提供を行っていますので、使用にあたっては、香りの強さの目安などを参考に、使用量が過度にならないよう周囲に配慮することが大切です。 

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