持続可能な開発のための教育(ESD)について
持続可能な開発のための教育(ESD)について
ESDとは?
ESDはEducation for Sustainable Developmentの略で「持続可能な開発のための教育」と訳されています。
今、世界には気候変動、生物多様性の喪失、資源の枯渇、貧困の拡大等人類の開発活動に起因する様々な問題があります。ESDとは、これらの現代社会の問題を自らの問題として主体的に捉え、人類が将来の世代にわたり恵み豊かな生活を確保できるよう、身近なところから取り組む(think globally, act locally)ことで、問題の解決につながる新たな価値観や行動等の変容をもたらし、持続可能な社会を実現していくことを目指して行う学習・教育活動です。
ユネスコスクールとは
ユネスコスクールは、ユネスコ憲章に示されたユネスコの理念を実現するため、平和や国際的な連携を実践する学校です。 文部科学省及び日本ユネスコ国内委員会では、ユネスコスクールをESDの推進拠点として位置付けています。現在、世界180か国以上の国・地域で11,000校以上のユネスコスクールがあります。日本国内の加盟校数は、「国連持続可能な開発のための教育の10年(DESD)」が始まった平成17年から飛躍的に増加しており、令和元年11月時点で1,120校となり、1か国当たりの加盟校数としては、世界最大となっています。
福島県のユネスコスクール
福島県では、2023(令和5年)3月現在、13校がユネスコスクールに加盟しています。
・福島市立庭坂小学校
・会津若松市立大戸小学校
・会津若松市立川南小学校
・いわき市立四倉小学校
・須賀川市立第三小学校
・須賀川市立白方小学校
・須賀川市立長沼東小学校
・只見町立朝日小学校
・只見町立只見小学校
・只見町立明和小学校
・須賀川市立長沼中学校
・只見町立只見中学校
・福島県立安達高等学校
ESD関連ページへのリンク
・環境省 ECO学習ライブラリー
・文部科学省 持続可能な開発のための教育
・地球環境パートナーシッププラザ ESD環境教育プログラム