東京2020パラリンピック聖火フェスティバルを開催しました!
東京2020パラリンピック聖火リレーについて
本県のパラリンピック聖火フェスティバル
各市町村 種火起こし
福島県では、パラリンピック聖火リレーのコンセプトを踏まえ、「オールふくしま」でパラリンピックを盛り上げるとともに、この機会に多くの県民の皆様に共生社会への理解を深めていただきたいという思いから、県内59市町村が独自の手法で起こした種火(たねび)を県内3方部に集め、「浜通りの火」、「中通りの火」、「会津の火」を作りました。
各市町村において、地元産業や伝統行事を生かし、特色ある種火起こしを行いました。
各市町村種火起こし [PDFファイル/1.16MB]
採火式(浜通り・中通り・会津)
県内3方部で採火式を実施し、「浜通りの火」、「中通りの火」、「会津の火」をそれぞれ採火しました。
なお、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、全会場とも無観客で実施しました。
浜通り
【日 時】8月12日 16時00分~16時30分
【場 所】ナショナルトレーニングセンター Jヴィレッジ
【概 要】
本県の聖火フェスティバルは、本県復興のシンボルであり、東京2020オリンピック聖火リレーグランドスタートの地であるJヴィレッジからスタートしました。
採火式では、浜通り13市町村の種火をひとつひとつ紹介しながら聖火台に灯した後、ひとつになった「浜通りの火」を、採火者の佐藤聡さん(パラリンピアン、車椅子バスケットボール)と齋藤春香さん(県立相馬支援学校高等部1年)がランタンに納火しました。
中通り
【日 時】8月13日 16時00分~16時50分
【場 所】四季の里(福島市)
【概 要】
中通りでは、共生社会ホストタウンで、スイスのパラバドミントン選手団の合宿が予定されている福島市で実施しました。
採火式では、中通り29市町村の種火をひとつひとつ紹介しながら聖火台に灯した後、ひとつになった「中通りの火」を、採火者の千葉麻美さん(オリンピアン、東京2020オリンピック聖火ランナー)と齋藤朱さん(県立たむら支援学校高等部3年)がランタンに納火しました。
会津
【日 時】8月14日 16時00分~16時30分
【場 所】亀ヶ城公園(猪苗代町)
【概 要】
会津地域では、共生社会ホストタウンで、ガーナ共和国のパラリンピック選手団の合宿を受け入れている猪苗代町で実施しました。
採火式では、会津地域17市町村の種火をひとつひとつ紹介しながら聖火台に灯した後、ひとつになった「会津の火」を、採火者の佐藤智美さん(世界パラ陸上元日本代表)と権瓶顕太朗さん(県立会津支援学校高等部1年)がランタンに納火しました。
県内集火・出立式
日時、場所
【日 時】8月15日 9時30分~10時00分
【場 所】開成山陸上競技場(郡山市)
概 要
福島県知事、郡山市長の立ち会いのもと、県内3方部の採火式で作られた「浜通りの火」、「中通りの火」、「会津の火」を、各会場の採火者である佐藤聡さん、千葉麻美さん、佐藤智美さんが集めてひとつにし、「福島県の火」を作りました。
最後に、都内集火式に参加する本県代表の増子恵美さん(パラリンピアン、車椅子バスケットボール)が「福島県の火」をトーチに灯して掲げ、本県代表聖火ランナーの星野千尋さん(県立いわき支援学校高等部3年)とともに開催都市・東京へと出立しました。
なお、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、無観客で実施しました。
都内集火式に参加する福島県代表者
増子恵美さんが福島県を代表して8月20日の都内集火式にバーチャル参加しました。
福島県の火は東京へ届けられ、パラリンピック聖火となりました。
増子さんは福島県三春町出身で、車いすバスケットボールで過去4度パラリンピックに出場しており、特に2000年のシドニーパラリンピックでは銅メダルを獲得しておられます。
《増子さんよりコメント》
出場する選手たちは、これまで多くの出会いと、多くの方からの支えにより、困難があっても諦めることなく、目標に向かって取り組んできました。全力で頑張ってきた選手を、全力で応援したい。聖火にはそうした思いが込められています。「地域の代表」という気持ちを持って、福島県の火を東京に届けたいと思います。
開催都市内聖火リレー
<星野さんの走行日・走行場所>
【走行日】2021年8月21日(土曜日)
【走行場所】葛西臨海公園第三駐車場
※ 感染症対策のため、関係者のみの「点火セレモニー」として実施されました。