ふくしまから世界へ-デフリンピックへの想いをきく
福島県ゆかりのデフアスリートやデフリンピックへ思いを寄せる方にインタビューしました
2025年11月、きこえない・きこえにくい人たちにとって最高峰のスポーツ大会「東京2025デフリンピック」が日本で初めて開催されます。デフリンピック開催を記念し、福島県ゆかりのデフアスリートや、デフリンピックへ想いを寄せる皆さんのインタビューを随時掲載していきます。
【第4回】福島県聴覚障害者協会 会長 吉田正勝さん|真の共生社会の実現に向けて、共に歩んでいく
福島県で長年に渡り、ろう者文化の発展に御尽力されている一般社団法人福島県聴覚障害者協会の吉田正勝会長にお話をお伺いしました。東京2025デフリンピックのサッカー競技が福島県で開催されることへの思いや、これからの社会に寄せる期待について語っていただきました。
【第3回】デフカーリング 山口翔大さん|頑張ることは素晴らしいこと
2024年3月にトルコで開催された第20回冬季デフリンピック競技大会にデフカーリング日本代表選手として出場した山口翔大さん。競技歴が浅いにも関わらず、代表選手にまで上り詰めた努力家です。現在も、デフカーリングの発展に向けて日々努力を続けています。
【第2回】デフサッカー 西戸湖乃華さん|チームに刺激を与える存在になりたい
小さい頃から体を動かすことが大好きで、様々なスポーツに挑戦してきた西戸湖乃華さん。高校生のとき、やり投げでデフリ ンピックを目指すも肩を痛めて断念。そんなとき、デフサッカーの存在を知り 、再びデフリンピック出場を目指し、トレーニングに励んでいます。
【第1回】デフバスケットボール 越前由喜さん|デフリンピックは夢の舞台
デフバスケットボールで東京2025デフリンピックへの出場を目指す越前由喜さん。2015 年、15 歳の とき史上最年少で日本代表に選ばれ、デフバスケットボール 世界選手権に出場 しました 。 2018年U21デフ バスケットボール世界選手権では銀メダルを獲得 。さらに、 デフバスケットボールチームだけでなく、きこえるチームにも所属し、 福島教員チームの一員として 2024 年 3 月の全国社会人選手権で3 位入賞するなど、幅広いフィールドで活躍しています。
東京都特設ウェブサイト「TOKYO FORWARD 2025」より
陸上競技の最速・最高・最強を決める戦い「世界陸上」と世界中のデフアスリートが一堂に会する「デフリンピック」が2025年東京で開催されます。
2つの大会のさまざまな情報を発信する東京都特設ウェブサイト「TOKYO FORWARD 2025」から、本県開催の東京デフリンピックサッカー競技に関わる方や本県ゆかりの方をピックアップしてお届けします。
デフサッカー 岡田拓也さん | W杯でMVPに輝いた日本のエースは、双子の兄と世界一を目指す
©東京都
1996年埼玉県生まれ。越谷フットボールクラブ所属。 中央学院大学在学時からデフサッカー日本代表に選出され、その高い技術・能力で当時からエース級の活躍を見せる。5年ぶりの国際大会となった2023年W杯ではチームを準優勝に導き、延長戦でのハットトリックなど輝かしいパフォーマンスから大会MVPに選出。初の自国開催となる東京2025デフリンピックで、「あと一つ」となった世界の頂点を目指し日本代表をけん引する。
デフサッカー 林滉大さん | 海外挑戦の道を拓いた「ファーストペンギン」の反骨心
©東京都
中学校まで大宮ろう学園に通い、サッカーを続けるために高校から一般校へ。大宮東高校、亜細亜大学に進学。その後、株式会社メルカリとアスリート契約。 大学卒業から2023年までドイツでセミプロサッカー選手として活動。渡独後はデフサッカードイツ選手権で優勝、またDeaf champions leagueでアジア選手初のベスト4に入るなど活躍を見せる。 2023年にはデフサッカーW杯で日本史上初の準優勝の快挙。2024年には全日本ろう者サッカー選手権で優勝し、MVPに輝く。12月のアジア太平洋ろう者競技大会では12年ぶりの優勝にチームを導くなど、2025年に向け脂が乗る日本のエース。
デフサッカー指導者 植松隼人さん | デフリンピックの啓蒙に「僕を利用しないと損するよ!」
©東京都
サインフットボールしながわ代表兼コーチ。日進工具株式会社所属。生まれつき聴覚障がいを持ち、2010年にはデフフットサル日本代表に選ばれ国際大会等で活躍。その後、日本代表コーチと監督を経て、2023年デフサッカーW杯で準優勝という過去最高成績を残した。現在は少年サッカーのコーチとしてサインフットボールしながわスクールの指導および運営を行うとともに、デフリンピックの啓蒙や共生社会の実現に向けて講演会を行うなど日々精力的に活動している。
手話通訳士 保科隼希さん|きこえない人の魅力を伝える「通訳」へ
©東京都
1998年 福島県生まれ。祖父母がろう者であり、幼少期から手話を身近に感じながら育った。小中高まで陸上競技に注力。亜細亜大に進学し、恩師・橋本一郎先生の手話の授業でその魅力にのめり込み、手話通訳士をめざすことに。大学卒業後、1年間はアルバイトで生計を立てつつ手話通訳の経験を積み、現在はフリーの手話通訳士として活躍。陸上をはじめとするスポーツへの関心の高さ、そして東京パラリンピックやカシアス・ド・スル2022デフリンピック等の現場での経験を活かし、国内のデフアスリートと競技問わず親交が深く、多くのイベント等で手話通訳を行っている。
東京2025デフリンピック大会情報サイト インタビュー企画「Wondeaful!ワンデフル」より
デフアスリートやデフスポーツを支える人たちの魅力を伝えるインタビュー企画「Wondeaful!ワンデフル」から、本県開催の東京デフリンピックサッカー競技に関わる方や本県ゆかりの方をピックアップしてお届けします。
デフサッカー 古島啓太さん|先輩が着られなかった夢のユニフォーム”サムライブルー”
5歳でサッカーを始め、20歳のときにデフサッカーと出会った古島選手。競技に加え、多くの子どもたちにデフリンピックの存在を知ってもらうため普及活動にも精力的に取り組んでいる。デフサッカーを牽引する古島選手に、幼少期のこと、家族のこと、デフリンピックに対する現在の想いをきいた。
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