ヤフー株式会社の社員による福島県テレワーク体験記【第7回 中通り南部(白河市・玉川村など) 令和2年11月30日~】
首都圏に近く、ヤフーの新幹線通勤圏でもある白河市。駅前のコワーキングは学生も集い、地域交流も活発。福島空港がある玉川村には、中学校のぬくもりが残るテレワーク施設が誕生しました。 |
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■学生も集う、コワーキング&ゲストハウス■
東北新幹線・新白河駅から1駅。白河市の中心・JR白河駅から何と徒歩1分。
まさに街なかに、コワーキングスペース「ナカマチ24」があります。
【ビルの2階がコワーキング。3階がゲストハウス】
福島県をかたどったテーブルが真ん中に。個別のデスクがあり、会員は24時間入退室が可能。夜遅くや早朝の仕事でも対応できるのが、うれしいところです。
【ナカマチ24の内観】
その上、3階にゲストハウス「ブラン」があります。両者は一体化。仕事の後、宿泊で利用しました。「しごと」と「宿泊」が一体だと、とても楽です。
【ゲストハウスの入り口。屋上も活用できます】
訪問時は、異なる大学の学生グループが泊まっていました。大学の授業をオンラインで学習しながら、別の時間には地域課題に取り組むプロジェクト。運営しているのは、地元高校生との交流にも積極的に取り組む一般社団法人「未来の準備室」です。地域と交流できる機会があるのが、おススメポイントです。
■中学校の雰囲気がまだ残るコワーキング■
白河駅から車で北東に約40分。11月、福島空港のある玉川村に「コワーキングスペースたまかわ」が誕生しました。
【コワーキングスペースたまかわ】
「73年間ありがとう」の看板がお出迎え。今年3月まで中学校として利用していたため、教室だけでく、楽器や卓球台などもそのままあり、当時の中学生の息遣いを感じます。
【「73年間ありがとう」の看板】
旧職員室を改良したコワーキングには十分なスペースがあり、奥にはこたつスペースや簡易の個室があります。今年度無料開放し、来年度も継続検討とのことです。
【ロビーに卓球台。いかにも学校という「音楽机」がワクワクします】
東隣の平田村にある、道の駅「ひらた」にも休憩スペースがありました。東北道と常磐道を結び、県南地域といわき方面を東西に結ぶ「あぶくま高原道路」のインターを降りたところにあります。県内を移動途中のスポットワークにおすすめ。
【道の駅「ひらた」の休憩スペース】
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