三県知事会議
第25回山形・新潟・福島三県知事会議
この会議は、隣接する三県(山形県、新潟県、福島県)が共通の課題等について意見交換を行い、相互の連携と協調を保ちながら、それぞれの地域の振興を図ることを目的に行われているものです。平成24年度までは隔年開催でしたが、東日本大震災への対応等これまで以上に三県が連携を密にし、迅速かつ適切に対応することが必要であることから、平成25年度の第19回会議から毎年開催となりました。
今年度は本県において「第25回山形・新潟・福島三県知事会議」が開催されました。
○開催日
令和2年9月8日(火)
○会場
ラフィーヌ(南相馬市)
○会議の概要
(1)要望・協議事項
- 東日本大震災への対応等について
- 総合的な交通ネットワークについて
- 再生可能エネルギー導入のための送電網の充実について
- 頻発・激甚化する自然災害を踏まえた防災・減災対策の推進について
- 新型コロナウイルス感染症に係る医療・福祉分野における連携について
- 新型コロナウイルス感染症に対応した観光需要喚起策について
(2)報告事項
- 大規模園芸産地の育成に向けた連携について
- 三県の観光連携について
- 障がい者芸術活動推進に向けた連携について
- 三県共同研究開発事業について
- よりよい景観形成のための情報交換の実施について
- 県外避難者の「心のケア」に向けた取組について
(3)次回開催県
山形県
【知事会議の様子】 【会議終了後の集合写真】
被災者支援や風評払拭対策を含む東日本大震災への対応や、頻発・激甚化する自然災害を踏まえた防災・減災対策の推進など、4項目について国に要望することが合意されました。
また、新型コロナウイルス感染症を受け、医療・福祉分野及び観光需要喚起策について協議を行い、県民宿泊割引の利用対象者を三県の県民に拡大するなど、三県で連携して取り組んでいくこととされました。
(4)視察
【小高ワーカーズベース】 【福島ロボットテストフィールド】
会議に先立ち、南相馬市内にある小高ワーカーズベースや福島ロボットテストフィールドを視察しました。