株式会社三義漆器店
代表取締役にインタビュー
どのようなお仕事ですか?
樹脂製食器の生産が主流。お椀やボウル・プレート類を自社一貫生産にて製造し、製品は全国の大手量販店を中心に取り扱われています。
会社の理念を教えてください。
「喜びづくり、幸せづくり、感動づくり」。ものづくりは、ものを形にするだけではなく、「人の喜びをつくる、人の幸せや感動をつくることなんですよ」といつも社員には話しています。
どのようなものを作りたいと考えていますか?
飾り物ではなく「人に必要とされるもの」が一番です。実際に手にとって使って頂くのが、器にとって最大の喜びだからです。
手にとってもらうために、どのような対応をしてきましたか?
時代も生活も変わるとニーズも変わってきます。世に食洗機が出た時は「お椀を入れないで下さい」という状況でした。そこで、食洗機対応のお椀を作りました。電子レンジも食洗機も対応するお椀を日本初で作りました。
伝統産業というものをどのように考えていますか?
伝統工芸は、いつの間にか伝統技術として凝り固まってしまった部分もありますので、私たちは「新しい伝統をつくる」をモットーに製品を開発しています。
一方で手作業で作る文化も忘れてはいけませんので、私たちは会津漆器協同組合の技術後継者訓練校で後継者の技術育成を行っています。当社からも出向して勉強している社員がいます。
先輩社員にインタビュー
入社のきっかけを教えて下さい。
見学時、社員が明るく挨拶を返してくれるのが好印象でした。(五十嵐さん)
ものづくりに関心があり、自分もその一員に加わりたかった。(板橋さん)
仕事のやりがいを教えて下さい。
発送業務をしていますが、無事に発送を終えた翌日、お客様から「ありがとう」と感謝の声を聴いた時。物流を滞らせず、しっかりモノを届けて会社の売上に貢献したいです。(物流部 五十嵐さん)
自分が画をつけたものを量販店でお客さんが手にとっているのを見た時、やりがいを感じます。また身近な人に自分の作った製品を贈って喜ばれたときは嬉しいです。(加飾部 板橋さん)
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