会津鉄道株式会社
取締役にインタビュー
普通科で学んでいますが、専門学科の方が就職に有利なのでしょうか?
当社の業務は駅の窓口業務、運転士、車掌、列車のメンテナンス、線路の点検、列車の運行指令、事務など多岐に渡ります。職種によって一部電子系の学校を卒業した方を採用していますが、他は特に指定はありませんので、普通科卒の方もたくさんいます。メンテナンスや点検などは、土木科や建築科卒の方が多いですね。
入社後の研修体制はどのようになっていますか?
新人に先輩がついて指導するメンター制度があるので、分からないことはいつでも相談できます。またスキルアップのための各種資格取得を推奨しており、自己啓発支援制度で金銭的な補助も行っています。
ミニカンパニー制度について詳しく教えてください。
企業変革制度の一環としてスタートして10年になります。会社から資本金の提供を受けながら社員全員が4つのグループに分かれてアイデアを出し合い商品開発などを行うもので、活動内容や役員も全て自分たちで決め、20歳の社員が社長を務めているカンパニーもあります。今では1,000万円以上の売上げを占めるようになり、大人気の運転体験もこの制度から誕生しています。
先輩社員にインタビュー
この会社に就職を決めたきっかけは?
一度県外で働いてから地元に戻り、やっぱり地元企業が安心だと思いました。私自身も高校時代に利用していたので、身近だったことも決め手の一つです。
勤務時間や内容はどのようになっていますか?
日によって、窓口で勤務したり、車掌として勤務したりすることがあります。車掌の場合は、会津田島駅→会津若松駅→会津田島駅→東武日光駅→会津田島駅が1日の乗車区間となっています。会津田島駅には泊まり勤務があり、夜間に自然災害などがあった時にも対応できる体制になっています。
仕事をしていて大変だなと思うのはどんな時ですか?
初めは駅名やさまざまな切符の種類を覚えるだけでも大変でしたが、先輩方が丁寧に教えてくれるので、すぐに不安もなくなりました。運転士や車掌の組み合わせは日々変わるので、上司や先輩の顔と名前を覚えるまでは大変でしたね。
お客さまへの対応で心掛けていることはありますか?
県外からの観光客も多いので、何度も来て頂けるようにとお客さまに寄り添った対応を心掛けています。おすすめの場所を聞かれることもあるので、勉強していきたいです。
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