ケガや病気の野生鳥獣等を発見したら
傷ついた野生鳥獣の保護について
(1) 野生鳥獣には自然に回復する力を持っています
野生の鳥獣は、多少のケガや病気であれば自然に回復する力を持っています。
また、人間に捕まることや本来食べないものを口にすることが大きなストレスになるので、人間がむやみに関与しないようにしましょう。
(2) 県野生生物共生センターによる救護
自動車や人工物との衝突等、人間生活の影響が原因で傷病を負った場合については、一部の救護対象外の鳥獣(以下(3)参照)を除き、県野生生物共生センターで一時的に救護し治療を行っています。
発見した場合は、以下(4)連絡先まで御連絡ください。
※ 県南地方振興局では鳥インフルエンザの検査対象となる場合を除き、死亡鳥獣の回収を行っていません。詳しくは、「死んでいる野生鳥獣を発見したら」を御覧ください。
(3) 県野生生物共生センターで救護できないもの
ア 犬や猫などのペット(野良犬、野良猫を含む)
放置犬などの捕獲、負傷犬・猫の保護、治療について
県動物愛護センター(電話:024-953-6400)に御相談ください。
迷い犬・猫を保護した場合
県動物愛護センター(電話:024-953-6400)又は最寄りの警察署(白河警察署:0248-23-0110、棚倉警察署:0247-33-0110)に御相談ください。
イ 幼鳥・幼獣
近くで親が見守っているケースが多く、人が触れることで育児放棄してしまう可能性もあるため、県野生生物共生センターで救護は行いません。
参考
県野生生物共生センター救護対象外動物[PNGファイル/1.28MB]
公益財団法人日本鳥類保護連盟(ヒナを拾わないで!!キャンペーン)
ウ その他(有害鳥獣・外来種等)
県の管理計画や市町村の鳥獣被害防止計画等に基づき、怪我をしている場合でも下表の鳥獣の救護は行っていません。
県内共通 |
イノシシ、ニホンジカ、ツキノワグマ、ニホンザル、カワウ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ハクビシン、ノウサギ、コウモリ、足環のついたハト、アライグマ、アメリカミンク |
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白河市 |
カルガモ、スズメ、タヌキ、アオサギ、ダイサギ、キツネ |
西郷村 |
カルガモ |
泉崎村 |
スズメ |
中島村 |
カモ類、サギ類、スズメ、タヌキ |
矢吹町 |
タヌキ、アナグマ |
棚倉町 |
カルガモ、ハト、タヌキ、アナグマ、サギ類、スズメ |
矢祭町 |
カルガモ、ハト、アオサギ、ダイサギ、ゴイサギ、アナグマ |
塙町 |
カルガモ、ハト、サギ類、アナグマ |
鮫川村 |
カルガモ、ハト、サギ類、アナグマ |
(4) 連絡先
平日日中(8時30分~17時15分)県南地方振興局県民環境部県民生活課 0248-23-1548
平日夜間(17時15分~8時30分)県白河合同庁舎守衛室 0248-23-1670
休日 (土・日・祝) 県野生生物共生センター 0243-24-6631