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シートベルト着用強化月間(6月1日から6月30日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年10月15日更新

 シートベルト着用強化月間(6月1日から6月30日)

 6月1日から30日までは、シートベルト着用強化月間です。


 後部座席を含めた全ての座席において、シートベルトとチャイルドシートの正しい着用を徹底し、交通事故発生時における被害の防止・軽減を図りましょう。

  ●シートベルト着用月間チラシ [PDFファイル/458KB]

後部座席のシートベルト着用、幼児乗車時のチャイルドシート使用は運転者の義務です。

 普通自動車等の運転者は、後部座席を含め、同乗者にシートベルトを着用させるよう、道路交通法で義務付けられています。

 また同様に、幼児を乗車させるときは、チャイルドシートの使用が同法で義務付けられています。

シートベルト着用で防げる3つの危険

1 車内での全身強打

  時速60kmで壁などに衝突すると、14mの高さから落下するのと同程度の衝撃になります。
  シートベルトを着用することで、ハンドル、前の座席、天井などと身体の衝突を防ぐことができます。

2 車外への放出

  衝突の衝撃が激しい場合、車外に投げ出され、路面等で体を強打したり、後続車と衝突する恐れがありますが、シートベルトを着用していることで、車外に投げ出される可能性を低減させることができます。

3 同乗者への衝突

  衝突事故発生時に後部座席の乗員がシートベルトをしていないと、衝突の衝撃で前の座席にぶつかってしまいます。
  この衝撃で、前席同乗者がシートとエアバッグに挟まれ頭部や胸部を圧迫し、大けがにつながることがあります。

全ての座席でのシートベルト着用、幼児乗車時のチャイルドシート着用を徹底するために

  シートベルト着用月間を契機に、後部座席を含めた全ての座席において、シートベルトとチャイルドシートを正しく着用することを徹底し、交通事故発生時の被害防止・軽減を図るため、それぞれの立場から次の項目を見直してみましょう。

運転者は

(1) 自らシートベルトを正しく着用するとともに、同乗者全員に、シートベルトとチャイルドシートを正しく着用させましょう。
(2) 同乗者全員がシートベルトやチャイルドシートを着用したことを確認してから発車しましょう。
(3) タクシーなどの旅客業者は、出発前にシートベルト着用を呼び掛けるなど、乗客に着用を働き掛けましょう。

同乗者は

(1) 後部座席に乗車するときは、必ずシートベルト着用しましょう。
(2) タクシーなどを利用する際は、シートベルトを着用しましょう。

家庭では

(1) シートベルトとチャイルドシート着用の必要性・効果について話し合い、後部座席を含めた全ての座席で正しい着用を習慣付けましょう。
(2) チャイルドシートは、子どもの体格にあったものを正しく取り付けて使用しましょう。
(3) 妊娠中の方は、産婦人科医の指導に基づき、正しいシートベルトの着用に努めましょう。

学校等では

(1) 幼児や児童生徒に対して、シートベルトとチャイルドシート着用の必要性・効果について説明し、後部座席を含めた全ての座席で正しく着用するよう指導しましょう。
(2) 保護者に対して、シートベルトとチャイルドシート着用の必要性・効果について理解を促し、子どもを乗車させる時は、必ず正しく着用するよう働き掛けましょう。
(3) 学校の行事等で児童生徒を乗車させる時は、シートベルトを正しく着用させましょう。
(4) 「家庭の交通安全推進員」制度等を積極的に利用し、子どもから家族に対し、シートベルトの正しい着用を呼び掛けるよう指導しましょう。

地域では

(1) 回覧板やチラシなどの家庭向けの広報媒体により、シートベルト、チャイルドシート着用の必要性・効果についての啓発に努めるとともに、地域全体で着用気運を高めましょう。
(2) 保育所や幼稚園、産院等の関係者と連携し、チャイルドシートの正しい使用方法について周知しましょう。

職場では

(1) 朝礼や打合せなどを利用し、シートベルトとチャイルドシート着用の必要性・効果について周知し、後部座席を含めた全ての座席で正しく着用するよう指導しましょう。
(2) 通勤時に着用状況の点検を行うなど、シートベルトの正しい着用の徹底を図りましょう。

 

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