県中地域の概要
県中地方の概要(各種統計)
地理・面積(※1)
県中地方は、県の中央に位置し、郡山市、須賀川市、田村市及び岩瀬郡、石川郡、田村郡、3市6町3村から構成される。
阿武隈川流域には安積疎水で潤う安積平野が広がり、東部は阿武隈高地、西部は猪苗代湖や奥羽山脈に至る山間地となっており、面積は2,406k平方メートルで、県の総面積の約6分の1(県総面積の17.5%、中通り地方の44.6%)を占め、県内7地域では、会津地域に次ぐ面積を有している。
人口(※2)
平成29年5月1日現在の人口は、534,972人であり、県人口の4分の1以上を占め、県内7地域で最も多い人口規模を有する。
老年人口(65歳以上)の割合は、27.5%と県平均の29.9%を下回り、県内7地域で最も低い割合となっている。
就業者数(※3)
15歳以上の就業者数は259,662人で県全体の28.2%を占めており、県内7地域で最も多い。
産業部門別就業者の割合は、第3次産業が63.8%と最も多く、次いで第2次産業が29.8%、第1次産業が6月3日%となっている。
市町村民所得(※4)
市町村内総生産は、1兆9,847億円であり、県全体の約4分の1以上を占め、県内7地域の中で最も高い額である。
1人あたりの市町村民所得は、2,895千円と県平均を上回るものの、市町村別でみると郡山市以外の市町村では、いずれも県平均を下回る。
農業(※5)
農家数は、20,105戸と県全体の4分の1以上を占め、県内7地域で最も多い。
商業(※6)
事業所数及び従業者数は、4,917事業所、36,308人となっており、県内7地域の中で最も多い。年間商品販売額は、1兆5,070億円と県全体の3分の1以上を占め、県内7地域の中では最も高い。
工業(※7)
従業者4人以上の事業所の数及び従業員数は、1,021事業所、39,893人とともに県全体の4分の1以上を占めている。
製造品出荷額は、平成26年で1兆3,272億円と県全体の約4分の1を占め、県内7地域で最も高い。
観光(※8)
平成27年における観光圏域別の観光客の入込数は、7,090千人(県全体の14.1%)で県内7地域で会津地方(15,968千人)、県北地方(10,530千人)、いわき地方(8,118千人)に次ぎ、4番目の入り込みとなっている。
出展(参照データ)
※1 平成28年全国都道府県市区町村別面積調による
※2 現住人口調査(平成29年5月1日現在)による
※3 平成27年国勢調査による
※4 平成26年度福島県市町村民経済計算(概要)による
※5 平成27年農林業センサス農林業経営体調査結果による
※6 平成26年商業統計による
※7 平成26年工業統計による
※8 福島県観光客入込状況(平成27年分)による