令和３年度　県民提案・回答　道路、河川など土木に関すること

県営住宅への障がい者の単身入居について

（提案）

　精神障がい者や知的障がい者でも一人で入居できる県とそうでない県があると聞きました。
どの都道府県でも入れるようになると良いと思います。国土交通省のホームページは制限を外すことを検討しているらしいですが、都道府県でも進めてほしいと思います。

（令和3年11月16日）

（回答）

　県営住宅への障がい者の単身入居についてお答えします。
　福島県の県営住宅においては、同居する親族がいることを入居要件としていますが、障がい者等についてはこの要件を緩和し、単身で入居することを認めています。
　なお、障がい者等であっても、障がいの程度が重く常時の介護を必要とする方で、居宅において常時の介護を受けることが困難である方については、原則どおり、同居する方が必要です。
　今後も県営住宅の適正な管理・運営に努めてまいりますので、引き続き御理解と御協力をお願い申し上げます。

　　　　　　　　　　　　　　　（令和3年11月25日　土木部 建築住宅課　電話番号 024-521-7519)

郡山市内県道２９７号の冬季渋滞について

（提案）

　郡山市美術館通りから三春町方面へ向かうと、郡山市東部広域農道と県道297号線の交差点があります。
こちらの交差点は狭く、右折車がいると季節を問わず渋滞が起こっています。
　特に冬期間は顕著で、坂で止まって発進ができない車両が毎日のように発生しています。
　美術館通りまで渋滞することも珍しくなく、右折車両への配慮や、ロードヒーター設置などを検討いただければと思います。

（令和3年8月12日　20代　県中方部）

（回答）

　郡山市内県道２９７号の冬期渋滞についてお答えいたします。
　右折車両の配慮について、県内において優先度の高いところから交差点の改良を進めているところであり、引き続き、歩行者や自動車の利用状況、他の事業工区の進捗状況等を総合的に判断しながら、整備の必要性について検討してまいります。
　ロードヒータ設置について、建設費用とメンテナンス費用が多大であることから、交通量及び安全性の観点から総合的に判断し、整備の必要性について検討してまいります。なお、当交差点付近につきましては、縦断勾配が厳しいことに加え、日当たりも悪く冬期間は路面が凍結しやすい箇所であるため、引き続き、気候や降雪状況を考慮し、凍結抑制剤の散布を実施してまいります。
　現場対応の際には、皆様の御協力が必要となることもあるかと思いますので、今後とも、御理解と御協力のほどよろしくお願いいたします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　（令和3年8月27日　土木部　道路管理課・道路整備課　電話番号024-521-7473）

県営あづま陸上競技場について

（提案）

　　県営あづま陸上競技場の観客席に関してですが、全国の県営等の陸上競技場でバックスタンド及びサイドスタンドが全て芝生となっているのは、私が調べた限りでは、福島県を含め５県しかありません（整備中及び整備予定の県を除く）。「陸上王国」と呼ばれているのに残念でなりません。

　芝生スタンドのメリットもあると思われますが、観客のことを思えば、雨天時は大変です。新型コロナが収束し今後、全国規模あるいは国際規模の陸上大会を誘致・開催するためにも、観客席の全席個席化を提案いたします。

　また、来年度には、全国中学校陸上大会の開催も予定されているようですし、震災復興の補助金やスポーツ振興事業の助成金等のメニューも活用できるのではないでしょうか。

　ご検討よろしくお願いいたします。

（令和3年5月30日　40代　県北方部）

（回答）

　県営あづま陸上競技場（とうほう・みんなのスタジアム）における芝生席の改修について、ご提案ありがとうございます。

　県まちづくり推進課では、あづま総合運動公園等の県営都市公園の整備や管理を担当しております。

　これまでのとうほう・みんなのスタジアムの利用状況を見ると、現況のメインスタンドの6,500席で十分に対応できる状況にあることから、ご提案いただいた芝生席を椅子席に改修する整備は、現在のところ実施する計画はありません。

　県では引き続き、とうほう・みんなのスタジアム等の県営公園の利活用促進に努め、ご提案のあった観客席の整備については、利用状況を見ながら整備の必要性や時期について検討して参ります。

　今後も安全・安心で快適な都市公園の整備・管理に努めて参りますので、都市公園行政に引き続きご理解とご協力をお願い申し上げます。

　　　　　　　　　　　　　　（令和3年6月11日　土木部　まちづくり推進課　電話番号 024-521-7507）

県道１７号上り方面　図景二丁目交差点について

（提案）

　　平日の夕方、県道17号上り方面、図景二丁目交差点で右折する車がいて、直進車が進めず、大変迷惑しています。

　　当方は、その1つ先の郡山警察署前で右折したいので、この付近では、なるべく右レーンにいたいのです。

　しかし、この交差点で右折車がいると、混雑状況によっては、左レーンへ車線変更して避けることもできず、結果、信号を1つ2つ見送ることになってしまいます。

　他の車の通行を妨げるような右折は、道交法でも禁止されているはずです。　道路幅が狭いので、右折専用レーンを設置することは難しいと思いますが、どうにか規制していただきたいです。

（令和3年4月9日　40代　県中方部）

（回答）

　県道17号上り方面 図景二丁目交差点の交通規制について、ご提案ありがとうございます。

　公安委員会による交通規制は、道路交通法等関係法令に基づいて道路における危険の防止、交通の安全と円滑、交通公害その他道路の交通に起因する障害の防止を目的に実施するものです。

　また、交通規制は、道路利用者に対して大きな影響を与えるものですので、その内容及び場所的、時間的な範囲は目的を達成するために必要な最小限度にとどめているほか、最も効果的と認められる交通規制の種類及び方法を選定しております。

　ご提案をいただいた、交差点での右折を禁止する交通規制についても、現地調査を行い、交通量や交通事故の発生状況、道路交通環境などの交通実態を勘案の上、交通規制の影響を受けることとなる関係機関・団体、企業、地域の自治会、住民等の意見を踏まえながら、その必要性について検討してまいります。

（令和3年4月26日　警察本部 交通規制課　電話番号024-522-2151）