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しゃくなげ大使 箭内道彦 氏 講演会(県立本宮高等学校創立100周年記念講演)

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年8月17日更新

  県立本宮高等学校の創立100周年を記念して、同高校の体育館にてしゃくなげ大使の箭内 道彦 氏による記念講演が行われました。
  箭内 道彦 氏は、クリエイティブディレクターとして数多くの広告に携わっているほか、音楽バンド「猪苗代湖ズ」としての活動等をとおして福島県を応援していただいております。
  ここでは、当日の講演内容について掲載しましたのでご覧ください。

概 要

  日時 : 平成26年10月25日(土曜)  14時30分 ~ 15時40分記念講演の様子

  場所 : 県立本宮高等学校 第一体育館

  講師 : しゃくなげ大使 箭内 道彦 氏 ( クリエイティブディレクター )

  演題 : 「SPECIAL IN YOU」

講 演 内 容  

   しゃくなげ大使 箭内 道彦 氏 スクリーンにメッセージを表示する箭内氏 壇上で講演する箭内道彦氏

 講演は「SPECIAL IN YOU」と題して、箭内氏の大学時代や社会人としての経験談、そして「猪苗代湖ズ」、「風とロックフェスティバル」などの現在の活動をとおした福島県との関わりについてなど幅広い内容について話がありました。

 箭内氏は壇上のスクリーンに「みんな何かの天才なんだ。」、「最後に『いい意味で。』をつけると、すべてポジティブになる。」など具体的なメッセージを表示して、生徒らに語りかけます。

 まず、大学受験に関する話があり、スクリーンには「なりたい職業より、やりたいこと。」とのメッセージが映し出されました。箭内氏は「大学に合格して人生のゴールに辿り着いてしまったと思い、自分が何をやりたかったのか分からないまま時間だけが過ぎていった時期がありました。」とご自身の経験談について話をして、将来就職をした上で何をするのかが大切になることを生徒らにアドバイスしました。

 その後、クリエイティブディレクターとしての仕事内容についても触れた上で、箭内氏が中学生のときに書いた詩をCMで使用したエピソードが紹介され、会場には就職を控えた3年生もいるなか、高校生たちは真剣に耳を傾けていました。

 また、写真について学ぶために来春から進学することが決まっている1人の女子生徒から、「ただ夢に向かって大丈夫なのか不安があります。」との相談が寄せられたところ、箭内氏は「僕は大丈夫だと思います。ただし、写真家になってどんな写真が撮りたいのか、その写真を見る人にどんなことを感じてほしいのか、なぜ写真が好きなのか、これから勉強が大変なときに思い返してほしい。」とアドバイスして、夢に向かって進む生徒の背中を後押ししていました。

 講演の最後には、箭内氏がメンバーとして参加しているグループの楽曲の歌詞が紹介され、「自分と違う相手を認めることができるかどうか、これが今の福島、日本にすごく必要なことだと思います。」とのメッセージが生徒らに伝えられ、盛況のうちに講演を終えました。

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