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点字広報ふくしま第305号

印刷用ページを表示する 掲載日:2022年7月28日更新

目の不自由な方(かた)に対して、県政の主要施策の解説や県政の動きなどを紹介しています。

編集・発行 福島県広報課

福島県点字図書館(外部リンク)

<県政の窓> ​「福島県2050年カーボンニュートラル」の実現に向けて

  最近、耳にする機会が増えましたが、まだまだよく分からない「カーボンニュートラル」について、2050年度の実現に向けた県の取り組みなどを紹介します。

1 カーボンニュートラルとは?

   人の活動により排出される二酸化炭素をはじめとする「温室効果ガスの排出量」と「森林による吸収量」を同じにすることです。
 県では「福島県2050年カーボンニュートラル」を令和3年2月に宣言し、2050年度までに脱炭素社会の実現を目指すこととしました。
   その実現のためには、大きく次の3つの取り組みが必要となります。

(1)県民総ぐるみの「省エネルギー対策」の徹底

(2)「再生可能エネルギー」などの最大限の活用

(3)二酸化炭素吸収源対策の強化および森林の保全


2 実現に向けた県内の現状は?

   本県の「温室効果ガス」の排出量は、2018年度で約1,680万トンありました。
2050年度のカーボンニュートラル実現に向けては、今より1,550万トン以上の大幅な削減が必要となります。この量は東京ドーム約6,500個分の体積となります。


3 カーボンニュートラル実現に向けた県の取り組み

(1)福島県環境アプリの運用

 こまめに不要な電気を消すなど、身近なエコにつながる取り組みでポイントをゲットできます。貯まったポイントで、「福島県産牛」などの県産品が当たる抽選に応募することができます。

(2)ふくしまゼロカーボンDAY!

 楽しみながら学べるたくさんのコンテンツを通じて、地球温暖化対策を身近に感じてもらい、県民総ぐるみの取り組みを推進するイベントです。今年は再生可能エネルギー関連の展示・商談イベントである『ふくしま再生可能エネルギー産業フェア「REIF(リーフ)ふくしま」』と連携して10月13日(木)~15日(土)に、ビッグパレットふくしまにて開催予定です。

4 インタビュー 

地道な活動の継続で2050年カーボンニュートラルの実現を!

アルパインマニュファクチャリング株式会社 
 代表取締役社長 紺野 雅彦(こんの まさひこ)さん

県で実施している「福島議定書」事業の製造業部門において令和3年度最優秀賞を受賞したアルパインマニュファクチャリング株式会社の紺野さんにお話を伺いました。

■継続した環境活動に取り組むため参加した「福島議定書」事業

  環境への取り組みは経営課題の一つということで、元々、会社として取り組んでいました。自分たちだけでやるより、福島県の戦略の中での活動として参加することで継続できる活動にしたいという思いで参加しています。
  業種ごとの参加ができることで敷居も高くなく、同業他社の取り組みを知る機会が得られました。
  また、最優秀賞に輝き表彰を受けたことは、成果が認められたと感じる貴重な機会となりました。

■社員のアイデアを取り入れた環境推進活動

  活動の8~9割はどこもやっているような地道な活動をコツコツとやっています。今年は、広い会議室の机の上に全ての工場から出る廃棄物を並べ、社員みんなで、「これは何かに使えないか」や「どうやったら削減できるか」のアイデア出しを行う活動を新たに始めました。
   こうした社員からのアイデアを取り入れた環境推進活動を推進しているのが特徴的な取り組みと感じています。
   「省エネ」や「廃棄物削減」という環境に配慮する活動は、企業活動においても、製造コストを下げて、収益向上につながるので、今後も力を入れて取り組み、当社親会社のアルプスアルパイン株式会社の目標である2030年再生可能エネルギー100%化(RE100)と2050年カーボンニュートラル実現に向けて貢献していきたいです。

5 ふくしまゼロカーボン宣言事業

  「事業所」や「学校」が、2050年度までのカーボンニュートラルの実現を目指し、温暖化対策の実施を宣言する事業で、昨年度まで実施していた「福島議定書」事業をより参加しやすくリニューアルしたものです。

 令和3年度は、354校、1,814事業所の参加があり、約2,400世帯の1年分の排出量に相当する約9,500トンの二酸化炭素が削減されたと推計しています。

◆問い合わせ先 
 
県庁環境共生課 ☎024(521)7813

6 カーボンニュートラル実現に向けて私たちができることは?

 身近なところで実践できる省エネ・節電の取り組みを紹介します。より良い未来のために、一人一人が今できることから始めませんか?

■エアコンの設定は、冬場20度、夏場28度を目安に (年間2,250円節約)

(1)冷房設定温度を27度→28度にした場合
    二酸化炭素削減量14.8キログラム/年

(2)暖房設定温度を21度→20度にした場合
    二酸化炭素削減量25.9キログラム/年

 ※出力2.2キロワット、9時間使用の場合

■ふんわりアクセルでスタート  (年間11,950円節約)

 5秒間で時速20キロメートルに加速した場合
 二酸化炭素削減量194.0キログラム/年

■電球形LEDランプに取り換える (年間2,430円節約)

 54ワット白熱球から9ワット電球形LEDに交換
 ※2,000時間点灯の場合
 二酸化炭素削減量43.9キログラム/年

■テレビを見ないときは消す (年間450円節約)

 1日1時間見る時間を減らした場合 ※32V型
 二酸化炭素削減量8.2キログラム/年

■パソコンを使用しないときは電源オフ (年間1,000円節約)

(1)デスクトップ型を1日1時間の利用短縮した場合
     二酸化炭素削減量15.4キログラム/年

(2)ノート型を1日1時間の利用短縮した場合
     二酸化炭素削減量2.7キログラム/年

■冷蔵庫の設定温度は適切に (年間1,670円節約)

 強から中にした場合
 二酸化炭素削減量30.1キログラム/年

■コンロの炎がなべ底からはみ出さないように調節 (年間390円節約)

 強火から中火にした場合 ※20度の水1リットルを沸騰
 二酸化炭素削減量5.3キログラム/年

上記の例を一年間実施した場合、年間で二酸化炭素削減量340.3キログラム、節約効果20,140円となります。
(データ出典) 資源エネルギー庁 省エネポータルサイト 家庭向け省エネ関連情報

 

7 福島県2050年 カーボンニュートラルロードマップ

 2050年度のカーボンニュートラルの実現に向けて、「だれが」「いつまでに」「何をする必要があるのか」を示したものです。
 2013年度の温室効果ガス排出量と比べて、2030年度に50%削減、2040年度には75%削減し、2050年度にはカーボンニュートラル実現となる道筋です。

◆問い合わせ先
 
県庁環境共生課 ☎024(521)7813

 

<わかる県政>海外へ輸出される県産農産物の今を知ろう!

 震災直後、大幅に落ち込んだ県産農産物の輸出量ですが、震災から11年たった今の状況を紹介します。

1 輸出状況

 県産農産物の輸出状況は、令和3年度には、震災前と比較すると約2.8倍となり、過去最高の輸出量となりました。

2 輸入規制の状況 ~福島県産食品の輸入規制をしている国・地域~

 原発事故直後、本県産食品の輸入規制を行った国と地域は55ありましたが、令和3年9月にアメリカで輸入規制が撤廃され、41の国と地域で規制が撤廃されました。また、令和4年2月には台湾で輸入規制が緩和されました。

○広い品目で輸入停止している国・地域
   中国、香港、マカオ

○一部の食品の輸入停止をしている国・地域
   韓国、台湾

○検査証明書の添付等により、食品の輸入を認めている国・地域
   インドネシア、フランス領ポリネシア、EU、英国、アイスランド、ノルウェー、スイス、ロシア、リヒテンシュタイン

※令和4年4月末現在。農林水産省資料「諸外国・地域の規制措置」より抜粋し、福島県が作成

3 海外への販路拡大の取り組み

 令和3年9月に輸入規制が撤廃されたアメリカ合衆国において、県産酒および県産農林水産物(福島牛、米、加工食品)の販路拡大を図るため、PRイベントやフェアを実施しました。
 令和4年2月には、香港において震災後初となる福島牛の輸出、「天のつぶ」を使用したクラフトビールの製造・販売等のPRイベントを実施しました。この他、アラブ首長国連邦(UAE)へは、令和3年8月に福島の桃が震災後初めて輸出、令和4年2月にはあんぽ柿が商業ベースとしては初めて輸出され、シンガポールへは令和4年3月に福島牛が初めて輸出されるなど、ますます県産農産物の販路が拡大しています。
 これからも、県産品の安全性について正確な情報を発信していくとともに、魅力やおいしさについてPRを行い、海外へのさらなる販路拡大を図っていきます。

◆問い合わせ先

 県庁県産品振興戦略課 ☎024(521)7326
 県庁農林企画課 ☎024(521)8041

 

情報ボックス

新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ

ワクチン接種の疑問点

 今回は、県内でも進められている新型コロナウイルスワクチン接種に関する疑問点をQ&A形式で解説します。
Q 追加(3回目)接種はどのような人が対象になりますか?
A 現時点では、初回(1回目・2回目)接種を完了した12歳以上の全ての方が追加接種の対象となっています。
Q 新型コロナウイルスに感染したことのある人は、ワクチンを接種することはできますか?
A 新型コロナウイルスに感染したことのある方は、初回接種、追加接種にかかわらず、ワクチンを接種することができます。これは、新型コロナウイルスは再度感染する可能性があり、自然に感染するよりもワクチンを接種した方が血中の抗体価が高くなることや、多様な変異に対する抗体の産生も報告されているためです。
Q 子どもがワクチン接種後に発熱しました。対応は成人の場合と同じで良いでしょうか?
A 成人の場合と同様です。ワクチン接種後の発熱に対しては、日本小児科学会より、発熱の程度に応じて、解熱鎮痛薬を使用できることが示されています。ご不安な場合は、以下の相談窓口や、かかりつけ医にご相談ください。

 ◆新型コロナワクチンの小児接種に関する相談窓口
    (0120(191)567 午前9時~午後8時(土日祝日を含む) 

Q 1回目の接種後、2回目の接種前に12歳の誕生日がきました。どうしたら良いでしょうか?
A 11歳以下と12歳以上では、接種するワクチンの種類も量も異なります。1回目の接種後、2回目の接種前に12歳の誕生日がきた場合は、1回目の接種時の年齢に基づき、2回目も1回目と同じ5~11歳用のワクチンを接種します。

 

訪問販売のトラブルにご注意ください!

  突然、「布団を見せてほしい」と訪問したり、「家屋が地震で破損し危険だ」と修理を迫ったり、不安をあおる訪問販売トラブルにご注意ください。
 強引に高額な商品や作業を勧められても、慌てて契約せず、必要がなければきっぱり断りましょう。
 また、契約しても、クーリング・オフ(契約の無条件解除)や契約の取り消しができる場合があります。
 少しでも不安や疑問を感じたときは、下記までご相談ください。

 ◆問い合わせ先 県消費生活センター 相談専用ダイヤル (024(521)0999
  
受付時間 月~金曜日 午前9時~午後6時30分
             第4日曜日 午前9時~午後4時30分

 

災害にそなえよう、「マイ避難」

 近年、台風や豪雨による災害が日本各地で頻発しています。災害から命を守るためには、自分に合った避難行動=「マイ避難」を、日頃から考えておくことが大切です。災害にそなえ、以下の対策を実施しましょう。

・避難するときに必要な物を準備する。
・自宅や職場の災害リスクと避難場所を確認する。
・災害時の連絡先、連絡方法を確認する。
・自宅や職場の災害リスクや家族構成に合わせて、どのような避難行動が必要か考え、避難計画を作成する。

 ◆問い合わせ先 県庁危機管理課 (024(521)8651

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点字図書館だより

1 アプリいろいろ

  iPhone、iPad、Androidなどのスマートフォンで使用できる便利なアプリの一部を紹介します。今回紹介するアプリは全て無料です。

Be My Eyes
  視覚に障がいを持つ方(利用者)とボランティアを結ぶアプリ。利用者がアプリを通して視覚支援をリクエストすると、複数のボランティアに通知が送信。手の空いている最初にリクエストに応じたボランティアは、リクエストした利用者と接続され、利用者の端末のカメラからライブビデオの情報を受取り、音声により双方が課題を一緒に解決できます。AIでは対応しきれないような場面にも活用でき、一人暮らしをされている方にはお勧めの補助系アプリです。

●Seeing AI
  周囲の状況について説明するアプリ。AI の機能を活用して、カメラにうつった短いテキスト、ドキュメント、製品情報(バーコードリーダー)、人物、通貨、周辺シーン、色、ライトの明暗を識別して音声読み上げします。

●TapTapSee
  物の識別を補助する目的のアプリ。識別したい対象にカメラを向け、画面を2回タップして写真を撮ると、それが何であるか音声で読み上げます。*VoiceOverをオンにしてご利用ください。

●曲認識OTO-Mii
  流れている音楽を聴かせるだけで、曲名やアーティスト名を瞬時に教えてくれる楽曲認識アプリ。更に一歩先の歌詞を読み上げてくれます。この機能を使いこなせれば、メモや点字機器を持ち歩かなくても、カラオケで好きな曲を歌えるようになります。

●UDCast ・ HELLO!MOVIE
  劇場で映画の音声ガイドを再生する映画鑑賞補助アプリ。アプリを開いたまま映画を観ることで端末のマイクが映画の音声を認識・同期し、音声ガイドが始まります。それぞれのアプリで対応する作品が異なり、詳細はアプリ内または劇場にて確認が必要です。

2 新しい点字雑誌の紹介

 長らく定期利用いただいていました月刊誌「やまびこ」が2022年3月号をもって廃刊となり、4月より新たに月刊誌「コメディカルの友」の貸し出しを始めました。内容は、いくつかの医学雑誌などから鍼灸・マッサージ師にとって興味深い記事を中心に編集した医学雑誌となっています。定期利用をご希望の方、お試しで読んでみたい方、点字雑誌貸出担当までご連絡ください。 

3 プレクストークの貸し出しについて

  点字図書館では、デイジー図書再生機「プレクストーク」を無料で貸し出しています。貸し出し期間は、障害等級により異なりますのでご希望の方は当館へお問い合わせください。

4 住所等変更の際はお知らせください

  住所・氏名・電話番号・メールアドレスなどに変更があった場合は、お手数ですが当館までご連絡ください。役場に住所変更のご連絡をしたとしても、当館にその情報が届くことはありません。また、郵便局に転送を依頼した場合でも、当館に新しい住所をお知らせください。転送期間が終了しますと、貸出図書や郵便物は宛先不明で返送されてしまいます。返送された場合は電話で連絡させていただきますが、電話での確認も取れない場合は、利用登録を停止または削除させていただくこともありますのでご了承ください。

◆県点字図書館 電話番号 (024(531)4950

 

 みんなの広場

児童書を読んでみませんか

音訳奉仕員 長林 かよ子(郡山市)

  乳幼児を前に「いないいないばあっ」と絵本を読み、小・中学生の前で「ある時二人の予言者がさびしい道を歩いていると…」とお話を語り、マイクを前に「この図書は著作権法第37条第3項に基づいて…」と音訳しています。全てに本があるからできる活動です。子供の頃、祖母・母・近所のおばあさんから昔話を語ってもらいました。両親から小学館版「世界少年少女文学全集」を与えてもらえたことが、私の読書生活の原点であり、本好きになれたのだと思います。

  学生時代は背伸びをし、こむずかしい本を理解したつもりになって粋がっていた時期もありましたが、育児期間に入って再び手にした児童書のなんと新鮮だったことか、その後音訳に出会うまではほとんど一般書の分野に手を伸ばすことはありませんでした。

  読み聞かせの先にあった音訳の場との出会いにより、再び一般書を手にするようになりました。しかも、以前なら手にしなかった本でした。これもこれで新鮮ではありました。

  音訳で黙読と音訳の違いを知り、言葉を音にすることの難しさを思い知りました。音訳を続けていく限り心していかなければならないことです。多くの人の手を経て一冊の本が出来上がっていることも忘れてはなりません。

  こんなことがありました。佐川急便の配達のお兄さんが「これなんですか」と問うので、「点字図書館の本で音訳しているのよ」と、視覚障がい者への本の提供があることを伝えることができました。彼も以後「お仕事きましたよ」とすっかり点字図書館の存在を認識しているようです。そういえば、点字図書館の存在を知る人達は少ないのでは…。

  児童書のおすすめなんですが、実は訳があります。「ああ、その本読みました」との声よく聞きます。ちょっと待ってください。それはダイジェスト版ではありませんか。(実は私もそうだったのです。読んだつもりでいたのは、ほとんどダイジェスト版でした)ぜひ、完全版を手にしてみてください。それに、ヤングアダルト分類の本、大人分類の本よりおもしろいかもです。どうぞ読んでみてください。

  今を生きる子どもたちの境遇(親の離婚、ジェンダー、ヤングケアラー、発達障がい等々)が描かれている本がいっぱいあります。子どもの気持ちに添ってあげたいと思うことができると思います。

 

協力会だより

~70周年記念永年賛助会員表彰式および令和3年度顕彰授与式~

  県全域を対象とした「新型コロナウイルス感染拡大防止重点対策」の実施期間中ではありましたが、感染対策を徹底し、4月28日「コラッセふくしま」において、令和4年度定時総会に先立ち、会創立70周年を機に、永年(30年以上)にわたって会を支えていただいた賛助会員の功績を称える功労表彰式および奉仕員活動に対する顕彰授与式を行いました。

  福島県知事代理、障がい福祉課長様他3名のご来賓のご臨席のもと、表彰状及び感謝状を出席者一人一人に贈呈後、会長あいさつ、来賓祝辞、最後に、受賞者から一言ずつご挨拶をいただきました。

  永年賛助会員表彰を受賞された方々は、次のとおりです。(敬称略、五十音順)

【団体】 (医)昨雲会飯塚病院(喜多方市) 、(医)板倉病院(福島市)、 いわき市医療センター、いわき信用組合、磐城通運(株)(いわき市)、 (一財)太田綜合病院、(株)菅家経営センター、郡山ヤクルト販売(株)(郡山市)、 小林土木(株)、(一財)桜ヶ丘病院(福島市) 、(株)桜交通(白河市)、 (公財)湯浅報恩会寿泉堂綜合病院(郡山市)、 常磐共同火力(株)(いわき市)、 (一財)竹田健康財団(会津若松市)、 (株)東邦クレジットサービス、(一社)福島県医師会、(公社)福島県歯科医師会、福島県信用保証協会、(医)白寿会福島中央病院、福島日産自動車(株)、福島ヤクルト販売(株)(福島市)

【個人】 阿部頼子、荒澤博子、遠藤弥一、遠藤芳道、亀山昭子、長久保光子

◆県視覚障がい者協力会 電話番号 (024(533)4085(FAX兼用)

 

生活支援センターだより

被保険者証の定期更新のお知らせ

  後期高齢者医療の被保険者証は、毎年8月1日に更新することになっております。
  7月中にお住まいの市町村から、新しい被保険者証をお送りしますので、8月1日以降に医療機関で受診をする際には、必ず新しい被保険者証(藤色)を窓口にお出しください。
  なお、今までお持ちの被保険者証(オレンジ色)については、8月1日以降、なるべく早めに、お住まいの市町村の後期高齢者医療制度担当窓口まで返却するようお願いします。
  また、視覚障がいをお持ちの方の被保険者証に点字シールの貼付を希望する場合は、被保険者証を持参のうえ、お住まいの市町村の後期高齢者医療制度担当窓口にお申し出ください。

■お問い合わせ先 
  お住まいの市町村の後期高齢者医療制度担当窓口
   または福島県後期高齢者医療広域連合事務局 電話番号 (024(528)9025(代表)


◆県視覚障がい者生活支援センター 電話番号 (024(535)5275

 

福祉協会だより

1 全国視覚障害女性研修大会(続報)について

大会第1日目 8月31日(水)
(1)受付(4階 9:10~13:30)
    常任委員会、全国委員会、全国代表者会議(午前中)、研修会(研修会は市民公開講座になり、どなたでも参加できます)
(2)開会式(13:30~13:45)
(3)講演会(13:45~14:45)
    講師:鶴賀 イチ 先生
    演題:さとうひろしさんと「電話講演会」(児童詩「青い窓」 佐藤 浩氏関連) 
(4)レポート発表・意見交換会・助言(15:00~17:00)
    レポートテーマ:「災害を乗り越えて、今、伝えたい事--震災、豪雨、コロナ禍」

大会第2日目 9月1日(木)
(1)受付(4階 9:10~10:00)
(2)大会 第1部:式典、第2部:議事(10:00~12:00)
(3)閉会式(12:00~)

2 鶴賀イチ先生と佐藤浩さんについて

●講師:鶴賀 イチ先生
  (『あなたはさとうひろしという一編の詩でした』の共著者)
   【受賞歴】平成26年 福島県文学賞 小説・ドラマ部門準賞 「それからの旅」ほか多数
   【著 書】「少女おけい」(歴史春秋社)、「新島八重」(歴史春秋社)ほか多数

●佐藤 浩さん
・1921年(大正10年) 福島県郡山市生まれ。旧制安積中学校3年時の鉄棒の事故が原因で左目失明。
・1939年(昭和14年) 東京歯科医専に入学、医学から文学へと傾倒する。
・1950年(昭和25年) 福島県立福島盲学校入学。盲学校在学中、福島市の児童文学者、詩人等と交流。
・1958年(昭和33年) (株)柏屋製菓企画部に入社(経営企画・広告のコピーライティング、後に常務取締役、相談役に就任)。 
              幼なじみ4人で全国初の月刊児童詩集「青い窓」を創刊。
・1990年(平成2年)  青い窓「おかあさんの会」を開設。
・1992年(平成4年)  点字毎日文化賞を受賞(県文化功労賞など受賞多数)
・2008年(平成20年) 「青い窓」創刊50周年。
・2008年(平成20年)12月10日老衰のため死去、86歳。

◆県視覚障がい者福祉協会 電話番号 024(535)5275

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