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2 原子力発電所周辺地域の安全確保の推進

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年3月31日更新

「2 原子力発電所周辺地域の安全確保の推進」では、原子力発電所周辺地域の安全が確保され、県民が安心して暮らすことのできる地域社会を確保するため、主に下記の取組を行っています。

○取組内容

1 原子力発電所の安全監視とA L P S処理水への対応

 

2-1-1 原子力発電所の安全監視

2-1-3 A L P S処理水への対応

 福島第一・第二原子力発電所の廃炉作業が、中長期ロードマップや廃止措置計画等に基づき安全かつ着実に進められるよう、現地駐在職員や、専門家と県、関係市町村で構成する「廃炉安全監視協議会」、県民や各種団体の代表者等で構成する「廃炉安全確保県民会議」などの取組により厳しく監視します。
 また、現地での監視体制の強化について検討するとともに、廃炉監視に的確に対応できるよう専門的知識を持った人材の確保・育成に努めます。
 A L P S処理水については、国が前面に立ち、安全はもとより国内外に向けた正確な情報発信や万全な風評対策等に関係省庁が一体となって取り組むよう引き続き求めていきます。
 また、県においても、風評払拭に向けて、効果的な情報発信を進めていきます。
▼廃炉安全監視協議会労働者安全衛生対策部会で福島第一原発の現地調査を実施している様子 ▼経済産業大臣に対しA L P S処理水の取扱いに係る要望を実施している様子
第一原発の現地調査 ALPS処理水に関する要望活動

2 環境放射線モニタリングの実施と体制の充実・分かりやすい情報発信    

 

2-2-1 環境放射能の監視、測定及び公表

2-2-2 A L P S処理水のモニタリング強化

 原子力発電所周辺地域において環境放射能監視テレメータシステムによる環境放射線の常時監視を実施するとともに、原子力発電所周辺の土壌、飲料水等の環境試料について、定期的に放射能の分析測定を行い、その結果について公表します。  国等に対してモニタリングの強化・拡充を求めるとともに、A L P S処理水の海洋放出に伴う環境中の放射性物質濃度の変化を確認するため、海水等のモニタリングを強化し、結果については、ホームページ上で分かりやすく情報発信していきます。
▼大熊町南台に設置したモニタリングポストで空間線量率等を常時測定している様子 ▼A L P S処理水の海洋放出に係る海域モニタリングのための海水資料を採取している様子
大熊町モニタリングポスト 海域モニタリング 海水試料

3 原子力防災体制の充実・強化

 

2-3-1 原子力防災訓練

2-3-3 原子力防災研修会の開催

 国や市町村、関係機関と連携し、広域避難訓練や災害対策本部運営訓練を含めた原子力防災訓練を実施します。  原子力防災に関する知識の普及及び原子力災害への対応力の向上を図るため、県や市町村、防災関係機関等の職員を対象に、基礎的又は専門的な知識と技術を習得するための研修会を開催します。
▼福島県原子力防災訓練(住民避難訓練)において車両検査をしている様子 ▼緊急時モニタリングプレ訓練でタイベックスーツを装着した状態で測定機器を設置している様子
原子力防災訓練 車両検査 モニタリングプレ訓練 タイベックスーツ
 

2-3-3 原子力防災研修会の開催

 原子力防災に関する知識の普及及び原子力災害への対応力の向上を図るため、県や市町村、防災関係機関等の職員を対象に、基礎的又は専門的な知識と技術を習得するための研修会を開催します。
▼緊急時モニタリングプレ訓練で土壌資料を採取している様子
モニタリングプレ訓練 土壌試料

 

○取組一覧

  「2 原子力発電所周辺地域の安全確保の推進」に係る取組一覧(令和4年度)はこちら [PDFファイル/143KB]

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