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 平成19年5月22日(火)開催
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(平成19年5月28日更新)

知事定例記者会見

日時:5月22日(火)10時00分~10時20分
場所:県庁応接室

【発表事項】

  1. 中国・韓国訪問について

【質問事項】

  1. 県立高等学校生徒による殺人事件への今後の対応について
  2. 貨物船座礁事故について
  3. 今出ダムについて

会見中の様子

発表事項

1.中国・韓国訪問について

【知事】

まず始めに、中国・韓国の訪問について発表させていただきます。お配りした資料のとおり、6月3日から6月9日までの日程で、中国と韓国を訪問することといたしました。

湖北省は、知事就任以来初めての訪問となりますので、改めて交流の促進を確認するとともに、日中国交正常化35周年の節目の年に当たりますことから、観光や人材の交流をより促進するなど、両地域の絆を一層堅いものとしてきたいと考えております。

次に、上海市では、訪問団の先頭に立ってセールス活動を行ってくる考えでございます。中でも物産関係については、今回初めて生食用の水産物をデパートで提供するなど本県産品をアピールするとともに、関係機関の訪問等を通じ、輸入の拡大について強く要請してまいりたいと考えております。

次に、ソウル市では、福島路線を活用した誘客がさらに拡大していくよう、特に観光誘客、教育旅行の拡大に向けたセールス活動、訪問活動を展開してきたいと考えております。

今回は、福島空港利用促進協議会の役員の皆さん、さらに観光連盟や県内の観光事業者の皆さんにも同行していただくこととなっておりまして、訪問団の皆さんとともに観光誘客や物産の販路拡大につながる活動を積極的に行ってきたいと考えております。以上でございます。

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質問事項

1.県立高等学校生徒による殺人事件への今後の対応について

【記者】

記者クラブを代表して質問を1点申し上げます。県立高等学校生徒による殺人事件への今後の対応についてお伺いいたします。会津若松市で起きました高校3年男子生徒による母親殺人事件で、県は緊急対策会議を開催して部局をまたいだ対応をしています。発生から今日で1週間がたち、今後は長期的な視点からの対応も必要になってくると思われますけども、知事のお考えをお聞かせください。

【知事】

本当にこれは、衝撃的な出来事でありまして、私もこの事件を聞いた時に何回もこれは本当かよと問い直したくらいでありまして、まさに悲痛の極みでございまして、本当に冥福を祈っているところであります。

早速、関係部局、当然県警本部長にも混ざっていただいて、その対策を協議したところでございます。この事件が起きたとき一番にふと私が思ったのが、やっぱり生徒さん、ご父兄、教員、そしてまた地域の皆さんが悲痛な思いと動揺をするであろうということで、まず、特に生徒さんたち、子供達の心のケアとカウンセリングをしなければということで、即座に現地の方に(カウンセラー)を派遣させていただきました。

そして、これはもう全庁あげて支援していこうということで、学校、家庭、地域が連携し、再びこのようなことが無いような地域社会をつくっていくような方策に全力で取り組んでいかなければいけないと思っております。

【記者】

今回の事件を受けて、具体的な再発防止策を考えていらっしゃいますか。

【知事】

これは捜査中なので、どういうことがということは(具体的には)まだ。私は、今申し上げたとおり、やっぱり三位(一体の)体制というか、学校と地域とそれから家庭とが連携して生徒さんたちが本当に何でも胸襟をひらきながら相談できるような、学校体制、教育体制をつくっていかなければいけないと思っております。

【記者】

生徒が相談できる体制とおっしゃいましたけれども、具体的に学校に何かを置くとか、特別に設けるとかということは。

【知事】

ですから今カウンセリングも行っておりますので。

【記者】

長期的にということでは。

【知事】

それは今後必要に応じて対応していかなければいけないと思っています。

【記者】

これまで、生徒さんへのカウンセリングなり、少し広い範囲も含めて相談窓口などを県教育委員会の方で設置して、そのもとをつくったのは関係の部局長会議で、知事が招集されたということだと思うんですが、一週間たってこれまでの県並びに県教委の対応、これを振り返られてどのようにお考えでしょうか。

【知事】

現地すなわち地域、高校も落ち着きは取り戻してきたと聞いておりますので、迅速な対応をとったことは地域からも評価していただけるかなと思っております。

【記者】

少年については学校に行かなかったという事実があるわけですよね。学校に行かないということは、もちろん学校の先生はそれを知ってるわけで、教育現場に少年の心のシグナルみたいなものがあったと思うんですよ。それが今回の事件に限らず、やっぱり県内の小中高に不登校になっている子どもがいて、それがまた犯罪に結びつく潜在的な可能性が無きにしもあらずだと思うんですね。そういうところから、根本的に教育現場の担当者がシグナルを見逃さないようにしていかなければならないと思うんですけれども、具体的な、ここから見直そうとか、何か具体的な対応をお考えになっていることがありませんでしょうか。

【知事】

これは、繰り返すようになりますけれども、学校側に対し、生徒さんたちあるいは保護者の方が心を開いて相談できるような体制をとり、精神面も含めて(対応するよう)指導をしていきたいと思っております。

【記者】

会津の高校生の実情については知事が自ら体験されたこともあって、状況は昔と違うところもあるでしょうが、ご自身でもご存知だと思うんですけれど、親元を離れて一人で暮らして通学されている生徒さんへの指導などについて何か知事の方からご助言なさったことがあるか。もう1点は学区を廃止しようというような動きで、今月末にも答申があろうかと思いますが、学区制がなくなるということは、地域を越えて行きたい学校に行くという自由が広がる一方、同じように親元を離れて暮らす生徒が増えるという可能性がありますが、そこのところについてはいかがでしょうか。

【知事】

(質問は)二つありますね。親元を離れている生徒については、私自身がさっき申し上げましたとおり、親元を離れて通学している生徒も自宅から通っている生徒も、本当に学校に胸襟をひらいて相談できる雰囲気をつくっていかなければならないと思いますし、また、学区制の問題はまだ、それぞれ(学校教育)審議会(の答申)を受けてから検討することでございますので、勉強しながら進めていきたいと思っております。

【記者】

今日はマスコミの記者会見なので、知事として、テレビとかラジオとか新聞を通して、何か県民に対するメッセージがありましたらお願いしたいのですが。

【知事】

本当に子どもは地域の宝ですからね。その子供達が健やかに成長できるような雰囲気を、一丸となって、地域も県もそのような状況をつくっていくということでございますから、棚倉町の標語をまた持ち出すようですけれども、かつて棚倉町の標語で「ひとの子も我が子と同じ愛の手で」という標語がありました。本当に地域社会の素晴らしさを表現した標語だと思っておりますので、県民の皆さんも、子供達をすべて我が子のような気持ちの中で育てていただくようにぜひ願いたいと思っています。

【記者】

会津の事件に関連してですが、青少年に対する有害図書の規制の強化や見直しについてはいかがでしょうか。

【知事】

それについては、副知事の方から。

【副知事】

青少年健全育成条例に基づきまして、有害図書の指定というのを行っております。今回の案件で言いますと、性的な問題よりもむしろ残虐性、バイオレンス性のある書籍、DVD等をどうするかという議論でございますが、県では過去に、ある程度指定してきたという経緯はあるんですが、今後どう対応していったらいいかということについて、改めて担当部局の方でこれから整理していきたいと考えています。

【記者】

もう既に庁内的に今回の事件と関連するような図書というのを特定されていますでしょうか。

【副知事】

今回の事件は、捜査中でありますので、さきほど私が言いました検討というのも一般論としての議論であります。それが今回の案件とどう直接結びついているかというのは、今私どもには判断しようがない状況でありますので、福島の子供達を健やかに育てていくために、性的な問題、バイオレンスの問題等々、子供達にとって有害な環境をどう守るかという視点で、改めて一般論として整理をしていきたいというような意味で先ほど申し上げました。

【記者】

有害図書の話ですけれども、つい最近条例を改正したばかりだと思うんですが、さらにまたバイオレンス的な図書に関して改正、強化するという方向なんでしょうか。

【副知事】

ちなみに現行の育成条例の中で対応が可能な話ですので、先ほどの検討というのは条例の見直しを前提にしたものではありません。

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2.貨物船座礁事故について

【記者】

宮城県沖の船の座礁の件ですけれども、この間の会見の後視察に行かれましたが、実際見られての感想と今後の対応について方針が見えていましたらお聞かせください。

【知事】

5月の12日に現地に視察に行ってきまして、あの砂を手でつかんだところ油の臭いで、私も事の重大さを改めて感じたわけでありますけれども、それから即座にそれぞれ対応をさせていただきました。というのは、非公式ではあったのですが、戻ってきてすぐ海上保安庁の石川長官にお願いしたり、また国会議員の先生にもそれぞれ動いていただき、県議会の先生も現地視察等に行かれ、私どもへの要望書をいただきまして、県も14日に海上保安庁に行ってお願いしました。その後先週の土曜日にサルベージ会社が決まったということで、まずそこからスタートしないと前に進まないと思っていたのですが、サルベージ会社が決まったので、これからは一日も早く重油、油の抜き取りをしていただきたいという要請をして、一層、監視と連絡体制を強化しながら、一日も早く地元の皆さんと漁協の皆さんが生業に復帰できるように、晴天の下で海開きができるよう全力で頑張っていきたいと思います。

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3.今出ダムについて

【記者】

石川町の今出ダムなんですが、(県中地域水道用水供給)企業団の市町村は水がいらないという方向になるようなんですが、県としてはどのような対応をされるのでしょうか。

【知事】

企業団がそれぞれお話しになっていることですから、その様子をみながら県も対応していこうと思っています。

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<連絡先>
知事直轄広報課
〒960-8670 福島県福島市杉妻町2-16
電話:024-521-7012
FAX:024-521-7901
kouho@pref.fukushima.jp



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